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「金持ち父さん」について思うこと - その2 不動産

「金持ち父さん」の教え

勉強していい大学に入って一流企業に就職していい給料をとる。誰もが望むこのルートを「金持ち父さん」は肯定しない。多くの人は収入が増えると支出も増えるので資産は増えない。お金をどう稼ぐかよりも稼いだお金をどう使うかが大事で、そこのところを今の教育では教えてくれない。たくさん稼いでたくさん使っていては金持ちにはなれない。「金持ち父さん」は不動産で資産を蓄えた。

 

私も会社の給与は悪い方ではなかったと思うけれど、家や子供の教育やレジャーによる出費が大きく、「金持ち父さん」がいう資産はまるでないような状態が続いていた。考えが少し変わったのはワンルームマンションの投資で成功していた友人のアドバイスだった。この少し前に「金持ち父さん」の本も出版されていて影響を受けていたこともあり、それ以降は資産を増やすように心掛けた。賃貸マンションをローンを組んで買い入れると減価償却が効くうちは決算上は赤字になるので節税効果も大きい。ローンには保険も付随するので他の保険は要らなくなるし、返済額を多くしてキャッシュフローを少しマイナスにしておけば資産は残ってローンは減るので効率的な積み立てをしているようなものだ。自宅の価値はバブルがはじけた後大幅に下落したが、リフォームをする必要もあったので同じマンション内で同じ構造の家に買い替えをした。これで損金が表面化されてその年の所得は大幅な赤字となったので2年間ほど所得税を免れることができた。このときは改めて社会保険料も含めた税金の高さと節税の効果を実感した。私がマネジメントしていた会社はアメリカの子会社だったけれど自分も出資していたので業績の伸張とともに価値は何倍かになった。

 

かくして老後をなんとかやれるだけの資産を得ることができたが、とても金持ちと言えるレベルではない。「金持ち父さん」も若いときから始めるように言っているが、私の場合はスタートが遅すぎたのが原因だ。しかし、若くしてこの本に書いてある考えを持つことはなかなか難しいことだと思う。

 

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