11月に始まった日本株の上昇劇で強く感じたことは
自分の持ち株には無関係だったということです。(自分が下手クソなだけですが・・・)
11月中旬、早目に利確して失敗したと思った銘柄のうち7割がその後下落しており
上昇相場に乗り損ねた筈が逆に逃げて正解だったという
不幸中の幸いというか全くお粗末な結果になりました。
例えば昨日の日経平均株価は94.59円上昇しましたが
東証一部の値上がり銘柄数は786、これに対して値下がり銘柄数828、変わらず150
この現状が私のケースを証明している様に思えます。
因みにNT倍率は1989年~2000年は概ね12~14倍、2000年以降は9.5~10.5倍でしたが
2010年から徐々に上昇を始め今年は12倍前後で推移していました。
ところが11月からの上昇相場で急拡大し現在12.5倍に達しています。
過去のNT倍率→ http://www.03trade.com/mailmaga/timelyhit/th_091016_01.html
今年のNT倍率→ http://www.asset-alive.com/nikkei/fundamental.php
ご存知の様にNT倍率は外需が活況の時に大きくなる傾向がありますから
急激に円安が進んだことを考えれば当然なのですが、細かく見ると結構矛盾にぶつかります。
誰もが気付いていることですが
11月の安値と高値を比較すると日経平均株価が11%の上昇率であったのに対し
NK225寄与度上位銘柄が突出して高いことが分かります。
①ファーストリテ (寄与度1位) +30%
②ソフトバンク (寄与度2位) +20%
③ファナック (寄与度3位) +16%
これに対してトヨタは11月度の月足が陰線という結果になっており
外需の活況を疑いたくなるほど株価の明暗が分かれています。
こうなると明らかに作為的だと言わざるを得ませんが
こうした偏重相場が何時までも続くとは思えません。
NK225が意図的に吊り上げられているとすればそれは当然外資の仕業ですから
X-dayに美味しいところをちゃっかり持ち去って
「HAPPY NEW YEAR」というシナリオを描いているかも知れません。
ではそのX-dayが何時かと言えば「今でしょ!」
いや違った「直ぐでしょ!」なんてね ブ(^(oo)^)ヒ
これ来年の流行語大賞にどうですかね 「無理でしょ!」 ハイ(^_^;)ハイ
因みに「終わり良ければ全て良し」と言いますが
師走相場で痛い目に遭わない様お互い気を付けましょう!