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金【方向感欠け上値重い。重要変化日】
週明け11日の東商金日中取引は、先週末8日のNY金相場が、米雇用統計の改善を背景に量的緩和の早期縮小観測の高まりから、下落した流れを引き継ぎ、前週末比26円安の4,113円で始まった。
その後は、為替市場がドル高・円安に振れているものの、NY金時間外取引の上値の重さから、4,100円を挟んでの攻防が続いた。結局は4,100円を割り込み前日比40円安の4,099円で取引を終えた。
本日の東商金夜間取引は、これと言った注目する経済指標の発表も無く、為替相場とNY金時間外取引を眺めながらの方向感に欠ける取引と思われる。
本日はメリマンの重要変化日で、NY金の上値の重さから、利食い先行が賢明と思われる。今週に為替相場を始めとして相場変動要因となるのは、14日のイエレンFRB副総裁の議長指名公聴会と、日本の7~9月GDP発表が注目点となる。それまでは揉み合い継続か?
夜間取引レンジ 4,061円~4,138円
池末
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