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壊れたパソコン・ハードディスクの廃棄処置で思ったこと

数か月前デスクトップPCが壊れて、新しいPCに交換した。壊れたパソコンはそのまま廃棄業者に渡すと中のデータが盗まれるのではないかと心配なので、ハードディスクを壊してから業者に渡そうと思っていた。デスクトップPCなのでPC本体の筐体はすぐに開けることができて内部の構造が見えるようになった。ハードディスクも簡単に取り外すことはできたがコードでつながっていたので、コードを切断して取り出した。データを取り出せなくするのには大きなトンカチで物理的に破壊すればいいと思っていたが、ディスク自体を壊さなければ意味がないのではないかと思い直して、ハードディスクの筐体も外してみた。ディスク表面に傷をつけてデータの廃棄処置は完了した。

 

しかし、ハードディスクの内部には懐かしいものがいろいろあった。ディスクの素材はガラスで、この素材の事業化のために取り組んだ時期があった。特殊な結晶化ガラスを磁気ヘッド素材として使えるようにするためにアメリカ本社の研究者と日本のユーザー企業との間を取り持つ仕事をしたこともあった。私が関与していたのは20数年前で、そのころは10数年もするとハードディスクはICに置き換えられると誰もが思っていた。しかし、次世代技術と言われた垂直磁気記録などを使わずに今もPCDVDレコーダーの主要メモリーとして広く使われているのはちょっと驚きである。ディスクの表面はきれいな鏡面だし、磁性流体を使っているのか回転は感動的にスムーズである。もはやハイテクとは言えないのではないかとも思うけれど、筐体を外したハードディスクは機能的で美しい。PCは廃棄するがハードディスクは記念に取っておくことにした。妻は英語のサークルに持って行って話題として取り上げるという。



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