罫線=日経平均株価 オレンジ・ラインチャート=ドル/円(上が円高、下が円安)
上図は、日経平均とドル/円の合成ですが、
ドル/円は上が94.18円(6/14)から、98.5円(10/6本日)を直線で結んでいます。
又、日経平均は12,445円(6/13)から、14,337円(10/6本日)を直線で結んでいます。
両者の中央値を直線で結ぶと、株価は14,400円あたりになり、ドル/円は99円あたりになります。
上下で美しいシンメトリーになっていますね。これはアイデアではなく事実です。
出来ればこの自然な芸術品は壊したくないのですが、このままで終わるわけもない。
これは丁半ばくちで言えば、上か下かで真中はなさそうです。
一般投資家の希望は、当然日経平均が上で、ドル/円が下ですね。しかし、現実は期待を背負わないのでやっかいなのです。
本日の日経平均は、後場前に日経先物の大量買いが入ったらしく、急上昇した。
トヨタの年度末決算予測を大幅に上方修正したことが、買いの引き金になったとのうわさだが、
はたしてそうでしょうか?
終値0.5%弱UPの6,350円では信じられないかも。
日本では空売り規制が解禁され、個人的には日本市場が世界で再起するチャンスが来たと思っています。
だいたい、空買い上昇には規制がなく、空売りにのみ規制がある市場なんてまともじゃないよね。
日々、信用売買の比率は公開されいるので注意深く見ておくことである程度予測できるはずですし。
これで、勝てる人の利益が上がり、負ける人の損失が増大する現象が顕著に出ると思います。
そしてこれが、正常な市場です。市場は常に冷酷な戦場なんですね。
ここのところ、下げそうで下げない株価を支えているのは海外投資家でしょうかね。
きっと、日本の機関投資家が税金対策で11月、12月と利益確定に走ると見越しているのでしょう。
もしもそれが本当ならば、私は、海外投資家に乗って買い上がる方を選びたいと思います。
なんとなくそんな気がします。