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「春高秋安」相場?

 2013年秋から始まる「春高秋安」相場、儲けるための3つの投資パターン
 
 
   TPPで軽自動車が消える? 注目すべきは、“聖域5品目”だけじゃなかった!
  
  2012年に続き、2013年も春先まで堅調だったものの、5月に米国量的緩和縮小懸念が浮上して相場は急落、中国を始めとする新興国の景気減速懸念もあって軟調な展開が続きました。10月には米国のデフォルト問題も出てきて、やっぱり「春高秋安」でした。
 
 「10月末に買って、半年後の4月末に手仕舞う『半年投資術』が2012年秋から2013年春も大成功だった」ことになります。そうこう言っているうちに、早くもハロウィンの飾りが目立つ時期です。そろそろ2013年秋からの半年投資を考えましょう。
 
 
■2014年も春高が期待できそう?
  
   秋に安くて春に高い――、すなわちハロウィン効果は、先進国の株式市場におしなべて観測されるアノマリー(特異効果)です。多くのアノマリーは知れ渡るとなくなってしまうのですが、ハロウィン効果はまだ続いています。
 
 原因はいまだにはっきりせず、「12月前の個人の利益確定売り」「ヘッジファンドの行動パターン」「春に浮かれる人間の特性」「プロアマ問わず投資家が夏から秋にリスクを採らない」「夏の暑さでクーデターや戦争が増える」など諸説ありますが、日本で顕在化したのは外国人投資家の影響が大きくなった1990年代以降です。
 
 欧米にはもともと、「5月に売り払って10月まで相場に戻ってくるな」という投資格言があるので、欧米投資家の行動パターンに起因するとみなしてもよいでしょう。そうであれば、資本取引の自由化が進めば新興国の株式市場にも波及する可能性があり、これからもしばらく続く可能性が高そうです。
 
 さらに、日本には2014年春に高くなりそうな要因が6つもあります。
 
2014年4月からの消費税増税前の駆け込み需要
  
  
 以前の消費税増税前にもエコポイント消滅前でも、大きな駆け込み需要がありました。現時点で住宅需要に駆け込みが見られるので、これから内装、家具、家電製品の実需として波及してくるでしょう。




2014年1月に始まるNISAによる2013年末の換金売りと2014年初めの買い圧力
  

 2013年末には株式売却益減税終了前の益出し売りがあり、その資金が年を越えて1月からのNISA(非課税投資口座)での株式や投資信託の購入に回るはずです。これらは高配当株やREITを中心に、3月決算前に買いが集中すると予想されます。


国内企業の上方修正
  
 自動車や電機関連企業の想定為替レートが94円程度に止まっている一方、実際の為替レートは98円から99円程度で推移しているので、来年初めに大幅な上方修正が続く可能性が高いでしょう。


来年度予算もてんこ盛り
  
  
   アベノミクスの成長戦略に加えて、2020年の東京オリンピック決定で来年度予算も大盤振る舞いとなりそうです。そうなると、これからしばらく大きな予算が付く建設・土木、先端医療、海洋開発などが再び注目を集めやすくなります。


XPサポート終了
  
 当社ウェブサイトの利用状況でみると、WindowsユーザーのうちXPを使っている方はまだ20%もいて、VistaやWindows8よりも多くなっています。とはいえ、これから数ヶ月で今まで買い替えを躊躇していた企業ユーザーはWindows7に、個人ユーザーはWindows8やタブレットに切り替えると予想されます。そうなれば周辺機器やソフトウェア、電子部品、家電量販店への特需になります。


支出急増で消費感覚が麻痺

























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