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株高で資金集めやすく9月時点で昨年を上回る公募増資ラッシュ

上場企業が公募増資による資金調達を活発化させているようです。

SMBC日興証券によると、不動産投資信託(REIT)を除く今年1~9月の公募増資件数は46件、金額ベースでも5168億円となり、昨年1年間の実績(32件・4342億円)を早くも上回ったそうです。

株高で投資家心理が改善し、資金を集めやすくなったことが背景にあるようです。

 

皆さんご存知のとおり、公募増資では、提携先の企業などといった特定の相手に新株を与える「第三者割当増資」と異なり、企業は市場の不特定の投資家に新株を発行して資金を調達します。

公募増資が加速してきたのは、「アベノミクス」による景気の回復期待が本格化してきた今年の7月以降で、調達した資金を大規模な設備投資や海外企業の買収費用に充てるなど“前向きな増資”が多いのが特徴のようです。

 

電通は7月、英広告大手イージス社の買収に伴う短期借入金の返済に充当するために公募増資を決断、シャープも先月18日、「設備投資と財務基盤強化」を掲げ、公募増資と第三者割当増資を合わせて最大で約1660億円の増資に踏み切ったそうです。

オリンパスは海外で約1130億円を集め、主力の医療機器の生産能力や研究開発能力を高め、収益力の強化を狙っているようです。

 

ただ、公募増資は1株当たりの利益が薄まるため、株価に下落圧力がかかります。

SMBC日興証券の太田クオンツアナリストは「明らかに前向きな公募増資が増えている」と指摘し、その上で「企業は、公募増資が企業価値の向上につながるというしっかりとした戦略を市場に示し、実行していくことが求められている」と話しているそうです。

 

前向きな公募増資の場合は株価が上がることもありますね。

どっちに転ぶかの事前の判断は難しいですね。

 

4324:3,625円、 6753:329円、 7733:2,997円

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