ミクシィは、2014年3月期の業績予想を下方修正し、連結最終損益が26億円の赤字(前期は16億円の黒字)になるそうです。
スマートフォンへの対応の遅れや競合サービスの台頭で利用者離れに歯止めがかからず、交流ゲーム事業の収益が落ちこんでいるようです。
従来予想は5億~11億円の黒字で、年間で赤字になるのは2006年に株式上場してから初めてだそうです。
年12円を予定していた配当も見送るようです。
今期の売上高予想も前期比37%減の80億円(従来予想は120億~135億円)へ引き下げたそうです。
交流ゲーム大手DeNAの有力タイトルを配信するなどスマホ向け事業をテコ入れしましたが、課金の売り上げは計画を下回って推移しており、フェイスブックなどの競合に押されているようです。
営業損益を16億円の赤字(前期は25億円黒字)、経常損益も17億円の赤字(同26億円の黒字)とそれぞれ黒字予想から下方修正したそうです。
同社は2010年3月期に配当を始め、前期は株式分割を考慮すると実質22円配だったそうです。
対応が一歩遅れると、厳しくなりますね。
挽回策はあるんでしょうかね。