米下院は29日未明、オバマ政権が重要政策に掲げる医療保険改革法の
1年延期を盛り込んだ2014会計年度(13年10月~14年9月)
暫定予算案の修正案を賛成多数で可決した。
下院の過半数を占める野党共和党は28日、
上院が可決した暫定予算案の受け入れを拒否し、今回の修正案を提出していた。
民主党が主導する上院を通過する可能性は低く、30日までに予算が成立せず、
10月1日から政府機関が閉鎖される公算が大きくなった。
政府機関が閉鎖されれば1996年以来の事態となる。
採決前、カーニー大統領報道官は声明を出し、
「共和党はこれまで40回以上、医療保険改革の延期などの試みに失敗しており、
この要求がいかに無謀か分かっているはずだ」と批判。
修正案を拒否する姿勢を鮮明にした。
http://www.youtube.com/watch?v=DoDnoGFvOjc