古来より戦には様々な陣形があった。
有名な陣形に「鶴翼の陣」や「魚鱗の陣」などがある。
いま米軍がシリア攻撃開始との不隠な国際情勢の折、株式投資には細心の注意と布陣が求められている。
ここで今私が取っている陣形は「蟻地獄の陣」だ。
「ええ~? そんなの聞いた事がない」と言われるかもしれないが、積極的に討って出る陣形ではない。
深い穴を掘り、その底に潜み、落ちて来る獲物だけを喰らう。
「自分が望む価格に落ちて来たら仕込む」 簡単に言えばそう言う事だ。
株価を取り巻く状況は決して楽観的とは言い難い。
「シリア攻撃」「米国財政危機・歳出削減迫る」「中国シャードーバンク問題」など不透明感が多過ぎる。
さらになりを潜めている投機筋・ヘッジファンドなどハゲタカ軍団の動き。(▼▼メ)
個人投資家を好物とする恐ろしい集団だ。
またこれらの後を付いて来るコバンザメ、提灯集団(▽▽)
善人ぶっている証券会社自己売買部門などにも要注意だ。送り狼と言う手口を使う。
レーティング引き上げだの引き下げだの、公募増資だのとの時、疑わしい行動が目に付く。
いずれも弱小個人投資家を食い物にする。
個人投資家は魚で言えばイワシ「鰯」、漢字で書けば魚偏に弱いとなる。
実にうまい表現だ。
基礎知識も持たず慣れや経験だけで市場に参入している人の多い事多い事。
イワシを養殖して増産する「証券投資セミナー」という養魚場。
弱肉強食の株式市場。明日から9月相場が始まる。