ゴルゴダの丘さんのブログ
きみは、のんびりしているねえ。
「はい。」
ぼくは、のんびり屋です。
「電車に乗るときも、めったに先頭にのりません。」
『ということは慎重なのかね?』
「いえ、単にのろまなだけです。」
『株のほうは、どうなんだね?』
「やっぱり、株も同じですね。ニュースに飛び付くのも遅いです。」
「みんなが降りはじめるころに、乗ろうとしますね。」
『じゃ、いつも損ばかりしているタイプかね?』
「はい。たいてい買ったらすぐ下がりますね。」
『じゃ、株やめたらどうだ?』
「やめようかなあ・・・・とも思うんですが、なかなかふんぎりもつかなくて。」
『典型的に株不向きタイプだね、困ったね。』
『なにかいい方法はないかね?』
「先生、教えてください。どうやったら株で儲けられますか。」
『ひとつだけ、方法がある。100%とは言わないが、試してみる価値はあるだろう。』
「先生、その方法を教えてください。」
『教えよう、簡単なことだよ。』
『君は、株の才能がないんだから、それを利用するんだよ。』
『君が、いままで買ってきたタイミングで売るんだよ。』
『すべて、いままでの逆のことをするんだよ。』
『過去の取引を、逆にしてシュミレーションしてごらん。』
『そして、これからは、買いたいなあ・・・・と思ったタイミングで空売りするんだよ。』
『もちろん売りたいなあ・・・・と思ったら、すぐに買うんだよ。』
『自分の才能のないことを信じて、逆のことをするんだよ。』
『きっとトータルで、勝てるよ。』
『大事なことは、自分には株の才能がないことを100%信じることだよ。』
『これは、むづかしいよ。自分の直感が、右の道へ行きたい・・・・・
この直感を信じて、あえて左の道をクリックするんだよ。』
『できるかね?』