キヤノンは、中国の景気減速や欧州経済の悪化でデジタルカメラの世界販売が伸び悩んでいることから、2013年12月期の連結業績予想を下方修正したそうです。
売上高は従来予想比で3.3%減の3兆8500億円、最終利益は従来予想の2900億円から10.3%減の2600億円に下方修正したそうです。
前期比でみると売上高は10.6%増、最終利益は15.8%増となるそうです。
この日、記者会見した田中副社長は、デジカメの世界市場動向に関し「これまで高級一眼レフが飛ぶように売れていた中国でも、消費者の低価格志向が強まっており、在庫が増加傾向にある」と語ったそうです。
市場の変調を受けて、レンズ交換式の年間販売台数の予想を従来比20万台減の900万台に、またコンパクトも50万台減の1400万台に、それぞれ引き下げたそうです。
同時に発表した2013年6月中間連結決算は、売上高が前年同期比3.2%増の1兆7835億円、最終利益は5.2%減の1074億円だったそうです。
カメラにはアベノミクス効果は及んでいないんでしょうかね。
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