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7/2 韓国恐れは、負け戦では? (私的な記録)

パナソニックが携帯端末提供を止めるらしい。ドコモが韓国製を中心にすることが理由らしい。

さらに、テレビ事業も見直すらしい。ソニーや東芝と同じ道に入ろうとしているようだ。これも、韓国メーカーとの競争を避けるためのようだ。シャープが4色ディスプレイでの勝負に負けたことが他メーカーに影響していると思われる。

しかし、低成長下での安物狙いが今後も続くとは思えないのだが、そういう意味で、上記の目標設定はちょっと違うのでは無いかと思う。

 

まず、ドコモが採用する端末は、有機液晶の優位性が主因であり、日本製より優れていると見られたからに過ぎない。iPadの高解像度ディスプレイを中心にiPone,iPadと連携されるアップル製品の優位性でドコモが負けたことに端を発しているので、ドコモが命運を賭けるのは使用時間の長期化とソフトの移植性に優れているところだろう。

 

次に、液晶テレビでは、ipsパネルの優位性・開発に負けたことが日本メーカーの敗因であり、その製品化技術では決して負けてはいなかったと見られる。確かに、IPSパネルの製品化は後塵を拝していたので、ソニーなどの液晶パネルの利用技術の後れで敗退したメーカーを念頭に、日本の開発力を見くびってはいけないと思う。3D化や薄型化など高性能な製品化は優位性を保っている。

 

一方、韓国製の追従はめざましいものが有り、独自の技術開発力で規制技術を超えていけるようになっている。元々、中国に従いつつも独自の文化を築いてきた韓国の国民性は、生き残るための術を鍛え抜いている。またそのための教育力も日本の比では無い。なにせ、大国中国に対抗するには、知恵が必須だからだ。また、日本と清国に挟まれて武力で負けないようにするための徴兵制で体力も蓄えている。

 

と、見て来たが、日本も高度経済成長を成し遂げたのは最近の韓国に似たことをしていたからでは無いのか。アメリカの技術力に追従し、既成のメーカーに勝利していったのではなかったか。ソニーが松下が電子・電気で、日立東芝三菱が電機や重機・設備で。自動車・鉄道・原子力・食文化など今では世界のトップとなっている。

 

反面、独自の技術開発力は、まだまだトップクラスで無いことも自覚しないとならない。かつてのコンピューターソフトの開発と製品化や、規制されたが故の航空機部門や宇宙産業、そして教育力。

 

今、日本が景気回復に向けた取り組みで世界に注目されているが、結果として生じる円高基調という逆境でも生き残るには、原点回帰では無いが、世界に通用する技術を国内でも発揮することと、開発・研究力を一層高めることで有り、そのためにお金を惜しまないことでは無いだろうか。かつて、韓国が教育現場にいち早くコンピューターを使用し、英語力も身につけさせたような、国策も大事だ。

 

で、冒頭のパナソニックのテレビ事業の見直しは、単に4Kテレビへ重点化するレベルに終えてはならないと思うのだが。日本の消費者の少ない高級志向は4Kテレビであったとしても、世界の消費者特にアジア・ヨーロッパは違うのでは無いか。かつての日本の軽自動車や携帯ラジオ、インドの激安自動車のような、消費者に夢見てもらえる物作りであって欲しいものだ。(そういえば、ホリ○の宇宙旅行事業はどうなった?)

なお、テレビ事業の海外拠点化ということなら、大いに賛同しないとならない。技術開発は日本で、生産販売は現地で、それが自動車他で実証されたグローバル化されている物作りの姿であることは疑いの余地は無い。(大量生産大量消費の大原則の具現化でもある)

 

なにはともあれ、パナソニックがこけたら日本は本当に敗戦国になってしまうので、頑張って欲しいものだ。

 

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