日本の生活費ってのは高い事で有名ですが、
どうやら生活費の高い都市で、
東京がトップの座を明け渡したそうだ
(cnnより) 生活費高い都市ランキング、オスロ首位 東京は6位に後退
http://www.cnn.co.jp/business/35033156.html
ぬぬぬ。
単純に喜びたいところだが、
そうも言っていられない。
そうは問屋が卸さない。
なぜって?
それはこの前まとめたとおり、円安で値上げが続いているから。
為替は急に変われども、実際の物価には時差が生じる。
この値上げに対する防衛手段を考えねばなりませんね。
それにしても、この記事によると
ノルウェーの都市が、1位と3位にランクイン。
円安、ノルウェー クローネ高ってとこか
そうそう、ノルウェー クローネで思い出したことが。
2つの外国債券ファンドを初めて買っから、3年が経過したのだ。
そのうちの1つにノルウェー クローネ債が少し組み込まれている。
(10%ぐらいだったかな?)
以前の投稿はこちら。
ハッピークローバー V.S. 世界債券インデックス
http://minkabu.jp/blog/show/298207
この二つのファンド、購入タイミング、購入額は同じ。
その後、それぞれ二回ほど買い増しもしたが、
実験のため、その買い増しタイミングと額も同じにした。
さて、いまはどうなっているだろう?
確認してみると、評価損益は以下の通り。
・ハッピークローバー: 約 8,170円
・世界債券インデックス:約14,630円
世界債券インデックス勝利!
と思ったが、アレレ?
ちょっとおかしい。
同じ金額買ったのに、評価額を見てみると、
・ハッピークローバー: 約76,590円
・世界債券インデックス:約74,700円
となり、ハッピークローバーが上回っている。
そうだ、思い出した。
分配金だ
この期間、世界債券インデックスは出していないが、
ハッピークローバーは分配金をちょくちょく出している。
分配金を再投資しいるため、投資額が増えて評価損益に影響を及ぼしているのだ。
つまりトータルリターンで見るとハッピークローバーの勝利
世界債券インデックスは、(税金や手数料など)コストの面で安いのだが、
今回は組み入れ銘柄の差でハッピークローバーに軍配が上がった。
それにしても、ハッピークローバー。
この期間はほとんど普通分配金だったので、税金が取られている。
『このファンドが分配金を出さない(もしくは控えめな)ファンドだったらなぁ。』
と思わずにはいられない (><;)
ま、そんなことを思っても仕方ないので、話を終えるために現実に戻るとする
今回はハッピークローバーが勝利したが、その差はわずか2.5%前後
そして最近はドルの上昇が目を引く。
これから3年後、
どちらが勝利しているか分からない。
もしかしたら、引き続きドルが強くなり、逆転するかもしれない。
そして生活費高い都市ランキングで、アメリカの都市がトップになるかもしれない。
つい2~3年前は、ドルを好んで買う奴は絶滅危惧種だったけれども
裏を返せば、逆にドルが最弱になる可能性だってある。
そう、もしかしたら。