おはようございます。
昨晩のシカゴ日経平均先物は終値が13,160円でその頃のドル円が96.45円くらいでしたから、円安ドル高が前日比1.2円進んでいます。
また、バーナンキ議長が発言の結果を受けて相場が動き始めたと思われる13:40頃から13:45頃にはシカゴ日経平均先物は13,400円から13,450円でドル円が96.9円くらいでした。
ところが、その直後の13:50頃にはシカゴ日経平均先物は13,300円でしたが、13:55頃にはシカゴ日経平均先物は13,200円へ急落すると共にドル円が96.3円へ急速に円高が進みました。
同じくシカゴダウ平均先物は13:45頃には15,200ドルでしたが、13:50頃から13:55頃には15,080ドルへ急落し、その後も値を下げて16:00頃には15,032ドルへ下落しています。
6月18日のシカゴ日経平均は終値が13,160円でその頃のドル円が95.3円くらいでしたから、円安ドル高が前日比1.2円進んだことが影響して上昇するはずが、シカゴダウ平均先物の下落を受けて13,160円となっています。
なお、昨日のシカゴ日経平均の出来高が約57,000と前日より2000ほど多くなったものの、相変わらず薄商いの形になっています。
これを見る限り、バーナンキ議長の発言は株式市場にはマイナスに働いたようですが、円安ドル高が進んでおり、日経平均への影響は中立と言えそうです。
ということは、本日の東京市場は日経平均がどちらへ変化するかは自分達で決めるしかないようです。
昨日の東証終値比で見るとシカゴ日経平均は下落しているともいえますが、円安ドル高が進んでいる点などのプラス要因があることやシカゴ日経平均自体の前日比が横ばいであることを考慮すると、朝の寄り付きはシカゴ日経平均の終値へさや寄せして下落するものの終値では上昇する可能性も十分ではないでしょうか。
そう考えると輸出銘柄の動向が今日の日経平均の動向を左右することになりそうです。