後場の戻しはGPIFに対する思惑でしょうね

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2013/06/07 - kabukabumanさんの株式ブログ。タイトル:「後場の戻しはGPIFに対する思惑でしょうね」 本文:後場は指数が大幅に戻しましたが、理由はGPIFの中期計画が発表されるという報道に市場が反応したのではないでしょうか。

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後場の戻しはGPIFに対する思惑でしょうね

kabukabumanさん
kabukabumanさん

後場は指数が大幅に戻しましたが、理由はGPIFの中期計画が発表されるという報道に

市場が反応したのではないでしょうか。

 

参院選前に株式市場がこれ以上下げて貰っては困るという政府の意思の表れなのでしょうが

そもそも成長戦略第三弾の首相演説は目次だけ書かれた原稿の棒読みに終始し

市場の関心事である金利の上昇や株価の下落に対するコメントの無かったことが

より一層投資家心理の不安を煽った様な気がします。

結局安倍政権は自分で自分の首を絞めている様なもので、日銀も同罪だと思います。

 

・・・とまあ済んだことをブツブツ言っても仕方有りませんが

後場の戻しは単なる思惑が原因で、GPIFの中期計画とやらに市場が失望すれば

火に油を注ぐ結果になるかも知れません。 (((゚Д゚;)

 

ところで今日も新興市場は個人投資家がまるで神輿(みこし)を担いでいるかの様に

追証(オイショ)!追証(オイショ)!の掛け声が鳴り響いていた様ですが

後場に入って相場が反転したところを買いに回った投資家が

再びシコリを作った可能性もあり、中途半端な引けになった様な気がします。

 

結局短期リバ狙いのデイトレーダーが利確でも損切りでも必ず売って来るので

本物の投げとの相乗効果で下げ始めると一気というパターンになっているのではないでしょうか。

 

指数的にはマザーズを除いてほぼ異次元緩和発表前の水準に戻った状況ですが

全ては今夜のNY市場にかかっており、もし暴落すれば

多くの個人投資家が眠れない週末を過ごすことになりそうです。

無論その逆ならば来週の相場が楽しみになりますが・・・・・・

 

こうなるか →  ガーンΣ( ̄□ ̄;)  それともこうなるのか → \(^o^)/

 

因みに一旦損切った2488はS安に張り付いたので少し買い戻しましたが

国策も需給には勝てないということを改めて思い知りました。

今更ですが・・・・・(>_<)

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4件のコメントがあります
1~4件 / 全4件

yuhsanさん、ご回答頂き誠に有難うございます!

 

確かに参院選に株価や金利が与える影響は甚大でしょうね。

しかも予想以上に株価が高騰したことで

国民の期待値が上がり参院選を戦う上で余計ハードルが高くなったと思います。

 

当初甘利大臣は目標とする株価水準を13000円だと公言されていましたが

まさかこれほどまで急激に、しかも16000円近くまで高騰するとは

予測出来ない事態であったと思います。

 

ただ株価の上昇を選挙戦術の一つとして捉えた時

最低でも国内投資家の損益分岐点を下回る様な株価では

選挙戦は不利に傾く可能性が高く

その辺りを精査して需給対策を行うべきではないでしょうか。

 

一説によると13000円が損益分岐点だとも言われている様ですが

個人的には国内機関投資家を総動員してでも

早急に14000円台を回復することが

株価に対するマスコミ批判をかわす水準ではないかと勝手な想像をしています。

 

(追伸)

時々突飛な意見を述べてしまいますがご容赦下さい。

今後ともご教授のほど宜しくお願い致します!

 

 

 

 

yuhsanさん

kabukabumanさん

おはようございます

 

ご質問にお答えしたいのですが、私もマネタリーベースが、市場金利や株価に与える影響については、よくわかりません。

日銀としては、公的資金で株を買い支えるという点に、拘っているような気がします。

マネタリーベースに影響するほどの資金でもありませんし、公的年金を含め金融機関には、金余りで何に運用していいのか迷っている状況です。

私としてはむしろ現在の株価が、選挙に与える負の影響です。

外国人が引き上げるという不安でこれだけ下がったのですから、もし自公が選挙で破れ、また政局不安定に逆戻りしたら、今度こそ本当に外国人が引き上げます。

そのときには、1万円われも覚悟しなければなりません。

今絶対に必要なことは、選挙に負けないことです。

 

そのための緊急需給対策、日銀が買い支えることです。

yuhsanさん、コメント有難うございます。

 

>彼らは日本に需給不安がある間は攻めてきます

 

仰る通りだと思いますし私が一番気になるところです。

 

因みにGPIFの中期計画を見ましたが運用額110億円のうち

国内債券を67%から60%に引き下げ、その差額を

国内株式に1%、外国株式に3%、外債に3%

それぞれ上乗せするという内容でした。

 

ここから先はyuhsanさんにご教授頂きたいのですが

 

日銀が異次元緩和を打ち出し、2年間でマネタリーベースを

2倍にするという黒田発言は国債の流動性を低下させることに繋がる筈ですから

それを見越して金利が上がっているのではないかと個人的には解釈しています。

だからこそ株価が暴落した時点で

日銀としては静観するしかなかったのではないでしょうか?

 

またGPIFの中期計画に関してですが

個人的に国債購入は日銀に任せて(むしろ国債の一部を市場に放出して)

もう少し大胆な運用配分は出来なかったのでしょうか?

 

例えば後5%国内債券の枠を減らし国内株式の運用枠をさらに1~2%増やせば

かなりインパクトがあったのではないかと勝手な想像をしています。

また外債への投資を促進することは為替の安定にも繋がる筈ですから

こちらももう少し増額して良かったのではないかと感じています。

 

私自身はそれくらいのサプライズを期待していましたので

少し物足りなさを感じたのですが、やはりこの辺りが妥当なのでしょうか?

それにこの中期計画が株式市場を初め各市場に影響を及ぼすのかどうか

私には全く見当が付きません。

 

お時間の許す時で結構ですのでご意見を伺えれば幸いです。

勝手なお願いですが宜しくお願い致します。

 

 

 

yuhsanさん

kabukabumanさん

こんばんは

 

相変わらず鋭い分析されていますね。

ほんと、最後は需給相場になってしまいましたね。

もう材料なんかいくらでたって結果は同じです。

今晩出るアメリカの雇用統計だって、どっちに転んでも、ヘッジファンドには勝てません。

彼らは日本に需給不安がある間は攻めてきます。

心配は、いよいよ本丸の安倍内閣の支持率に移ってきました。

これが最後の砦です。

マスコミの攻撃が始まる前に、政府日銀が手を打てるかです。

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