公安とCIAの関係 「氷舞」

\ あなたにピッタリの銘柄がみつかる /

みんかぶプレミアムを無料体験!

プランをみる

お知らせ

読み込みに失敗しました。

しばらくしてからもう一度お試しください。

重要なお知らせ すべて見る

元祖SHINSHINさんのブログ

最新一覧へ

« 前へ1545件目 / 全2715件次へ »
ブログ

公安とCIAの関係 「氷舞」

「陰謀論を小説のネタにするのは、どうも・・・」

という内容のことを、森村誠一は小説のハウツー本で語っていた。

あの「悪魔の飽食」を書いて、右翼からさんざん攻撃を受けて苦労し、

それを乗り越えた人でもそう思っているのかと、とても残念に思った。

 

★「氷舞」

 大沢在昌著 光文社文庫 724円+税 2002.6.20.第一刷 2007.10.15.第十刷

 

どーしてこんなにオモロイ小説が書けるのか、いい加減に呆れてしまった。

しかもその内容は、公安とCIAの関係にまで踏み込んでいた。

森村誠一ですら、恐れ踏み込めなかった世界を描いているのだ。

 

某政治家とその愛人の自殺を巡って、公安の嫌がらせを受けながら

その謎を解明しようと、鮫島は奔走することになる。

 

新宿鮫シリーズは、警察内部の力関係の描写に長けていて。

内部情報に詳しいあの二階堂の兄貴が読んでも、十分に満足して頂ける内容ではないだろうか。

今回ミソなのは、二階堂の兄貴が大好きな(?)神奈川県警が重要なキーを握っている点だ。

 

実際に異なるかもしれないと思ったのは、

神奈川県警の中での立場にもよるだろうが、

ネット陰謀論系の内容から察するに、

概ね米国寄りに傾いている組織が神奈川県警なのではなかろうか

という点だ。

 

「氷舞」のように、ホントウに活躍していたとしたら、

目から鱗な話なんだけどw

 

あーでもオイラに絡んだ事件のことを思うと、

神奈川県警の中にも、鮫島みたいな刑事や警察官がいるのはホントウなんだよ。

内部での立場によって、それぞれの動機は異なっているってことなんだろう。

そういうことが、「氷舞」にも存分に描かれているんだ。

 

湘南台駅前には、有料駐車場がたくさんある。

その中でオイラの利用した駐車場、どうも料金詐欺をやっていたんだ。

すぐに藤沢北警察に電話して相談すると、「生活安全課」という部署に繋がった。

この「生活安全課」というのは、鮫島も属している課と今では同じだと、解説で知った。

すぐに解決されて、詐欺はなくなったんだ。

オイラはこの「生活安全課」が、大好きになった。

 

 

 

コメントを書く
コメントを投稿するには、ログイン(無料会員登録)が必要です。

ネット証券比較

みんかぶおすすめ