大和証券グループ本社は今年度の経営戦略説明会で、本支店(営業所含む)と営業人員をともに数年かけて5割増やす方針を明らかにしたそうです。
「アベノミクス」で日本株が急上昇するなか、高まる投資ニーズの取り込みをねらうようです。
出店コストを通常店舗の約5分の1程度に抑えた小型営業所を中心に出店して、現在全国に123ある本支店と営業所を、約180の規模まで増やすそうです。
同社の店舗は野村証券(177店舗)と比べて少なく、未進出地域で効率的な営業拡大を目指すようです。
あわせて、これらの営業拠点の個人向け営業担当者やコールセンターの人員を、現在の4千人弱から6千人規模へと拡充するようです。
また、女性の積極登用も重視し、個人向け部門において支店長などの女性管理職を数年で倍増させるそうです。
会見した日比野隆司社長は、日経平均株価の見通しについて「来年度に2万円もありえる」としたうえで、「貯蓄から投資へのマネーシフトが起きる空前のビジネス機会に、総営業力を大幅に強化する」と強調したそうです。
来年1月に導入される少額投資非課税制度(NISA)では、当面100万口座の獲得を目指すそうです。
はたして株価は2万円までいくんでしょうかね。
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