サンジェルマン酒田さんのブログ
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=山形県寒河江市で=セシウム181ベクレル/kg
【ツキノワグマ】って山形県内でも生息している由。
先月に月山系・葉山南東部で捕獲したツキノワグマから計測された放射性セシウム濃度が181ベクレル/kg=もの値で山形新聞でも公表されている。
このニュースを聞く限り地元サクランボ等にも、いよいよ現実的な危機が掛かってきた感じがする。
ソバ街道なんて大丈夫なのか?
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【ツキノワグマ】って山形県内でも生息している由。
関東甲信越から東北南部の山岳部には結構なセシウムが降ってます(文科省HP)。
これらは森林表面と落ち葉層の間で循環を繰り返しつつ、川にすこしずつ流出していきます。
天然のキノコや山菜、果実にセシウムが高濃度化する状況が長く続くのではないでしょうか?
これらをたらふく食べる野生動物の肉でもセシウムが高濃度化するのは当然ですね。
これらエリアの原木や落ち葉層を使った栽培キノコ、堆肥も要注意です。
セシウムの拡散過程では、海川の魚介類(一部、河川水経由で農作物)にも生物濃縮があり、最終的には湖沼底質や三角州に何十年(何百年?)もかけて沈積していくのでしょう(自然に隔離化)。
セシウムは粘土などに吸着されるので、地下水への浸透は少ないと思われますが、湖沼や三角州にセシウム高濃度地層が出来、数百年後に無害化していく。
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問題エリアの収穫農産物、魚介類は全て検査済みのはずなので、問題はそれらを通さない天然物だったり、それらから遠く離れて検査が緩い農産物だったりします。
問題エリアの原木が使われた栽培キノコがあれば(ないはずですが、、)、危険でしょうね。
皆が忘れ、検査が緩くなった頃からのほうが危ないです。
何せ放射性セシウムは100年くらいは危険なままでしょうから(半減期30年後以降の危険度低下は極めて緩慢)。
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流出してしまった放射性物質の被害防止に有効なのは、積極的拡散(低濃度化)であり、わざわざそれらを集める除染作業は真逆の行為と思う次第。
ロシアが老朽原潜原子炉を日本海に海洋投棄したのはある意味正解かも(笑)