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納得できるものは 4月12日(金)22時27分

長い間、生きてくると、出来事への、判断が少しずつ変化している。これを、進歩と言うべきか、退歩と言うべきか。

 

世間とは、もっともらしい事を言いながら、実に嘘に近いことを言っていると思う。そこには真実もあると思うが、それでもしっくりとした、納得できる事が少ない。4月5日(金)の、午後の国会の委員会での原発の再稼働と、福島原発事故の国会調査団に対して、東電は、建屋内は暗くて見えないと、嘘を言っていたことを追及されていた。その後、汚染水の流失事故がまた起き、東電の経営体質に問題はあるが、いろいろ考えてみると、世間をごまかすのは、他の会社でも大差はないのではと、考えるようになった。

 

 会社だけでは無い。最近、問題になっている「いじめ問題」の教育委員会の姿勢である。最初は、「いじめ」は、無かったから始まり、裁判で有罪になると、いじめを認めることになっている。事なかれ主義というか、身勝手な教育委員会の、わが身保存の運営ではないか。

 

 その裁判でも、これまでを考えると、「えん罪」がある。検察の証拠が不明確だったり、証拠品をねつ造したりで、無実の人が有罪となっている。これも、教育員会と似ているところがある。まず、筋書きを作り、そのように運営しているのではないのか。

 

 TPPでも、農家でもない「農協(商社であり、金融業であり、保険業であり、小売業でもある巨大な会社と考える)」が反対しているし、農林水産省は天下り先の「農協」の保護のためにやっきになっている。食糧自給率の数字だっておかしい。食糧自給率で、カロリー計算では40%以下である。この数字で日本の食が危ないと言っている。しかし、小売価格で自給率を出すと80%になる。これはスーパーに買い物に行けば単純にわかる。これには、国内生産の野菜があるからである。当然のこととして野菜のカロリーは低い。輸入品の肉などは、野菜と比べてカロリーが高いので、カロリー計算では自給率が低くなるのは当然である。これも、考えようによっては嘘ではないか。

 

もうひとつ言えるのは、日本人の多くがカロリーの取り過ぎでメタボになっている。こんな豊かな日本で、自給率がどうのこうのと言ったところで、説得力は少ないといえる。何か異変でも起きて、輸入品が少なくなったところで、メタボが減少し、丁度よい健康が取り戻せるのではとも考えたりもする。

 

農林系議員は、その農協からの政治献金が来るので、TPPに反対している。おかげさまで消費者は、高い米を、不平も言わずに食べているのである。ここで損をしているのは高い米を買わされている消費者ではないのか。そして農林水産省が、本当は疑わしいのに「食の安全」なんて言っているものだから、無批判に信じているのではないか。

 

このからくりが、今の農政、農業保護の実態ではないか。ところが、野菜を作っている農家は、政府から何も援助を受けていない。農業保護といっても、米中心の偏った、農業保護政策である。だから、休耕田と言っても、水田より、畑が無くなっていき、これが荒れ地になっている現状である。

 

 食の安全なんて言っているが、日本の農産物は、はたして安全なのか疑わしい。田んぼは、農薬をまき散らされ、今では、かつて田んぼに生息する、たにし、蛍、かわにな、蛙、トカゲや蛇など、見なくなっている。要するに水田にいるはずの生物が絶滅しているのである。これ程、米を作るのに農薬を散布していて、その米が安全ですと、よくも言えたものだと思う。日本の水田は農薬で、死んだ状態ではないのか。その死んだ田んぼに、これでもかというように、毎年、農薬が散布されている。その米が、はたして安全と言えるのかと疑う。勝手に、この水準以下ならば安全ですと、厚生労働省が決めているだけで、安全は確保されたのでは無い。

 

 その他、考えてみると、世間体、世間体などと言って、自分をごまかし、あるいは組織が、国民をごまかしている例が数多くあるのではないか。嘘を認めて、トラブルになると大変なので、心の平安、あるいは争いを避けて、その場をつくろっている。

 

 思いだした。ここ群馬県の「八ツ場ダム」がそうだ。土木の専門家は治水上、必要ない、今の堤防で、洪水は起きないと言っているのに、大沢知事は、必要だと嘘を言い、建設を推進している。(これは、過去の日記(23年12月9日)に何度か書いてあります。)

 

 二年程前、女性問題で、知事公舎を退去して、今では、大田市から通勤していると聞いている。その後、大沢知事は、その女性とはどうなったかは、知らないが、「女性と八ツ場ダム」しか関心が無いのかと言いたくなる。聞くところによると、事実は確認していないが、大沢知事の親戚が、土木会社を経営しているという。

 

 考えてみると、今ひとつ、これはと思う、しっかりした疑う余地のないもの、何かが、なかなか見つからない。これはまちがいないというのは「数学」の世界くらいだろうか。しかし、それだけでは、しっくりしたものが、感じとれない。この社会に、もっとしっくりしたものが欲しいのである。

 

 

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