「粉飾」がピッタリの政府予算

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「粉飾」がピッタリの政府予算

 朝鮮日報のコラムですがね。読むと(笑)

 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130407-00000202-chosun-kr

 ”韓国政府と与党セヌリ党は大規模補正予算の編成作業を進めている。その額は17兆ウォン(約1兆4200億円)から19兆ウォン(約1兆5900億円)に上る見通しだ。新年度予算案は3カ月前に可決したばかりだが、国家の運営に必要な資金が早くも足りなくなったというわけだ。今年度の当初予算は342兆ウォン(約28兆5800億円)だが、今回の補正はこの予算全体の5.3%にも達する。今のところ税収(租税収入)も当初の見通しに比べ少なくとも12兆ウォン(約1兆円)ほど足りない状況だという。

 2009年のようにリーマンショック直後の厳しい状況でないにもかかわらず、予算が20兆ウォン(約1兆7000億円)近く足りないというのはまさに異常事態だ。さらに深刻な問題は、現時点で明らかになった赤字は氷山の一角に過ぎないかもしれないという点だ。このままでは下半期になるほど経済状況がさらに悪化する可能性も高く、そうなると税収が減る一方で支出ばかりが増え、赤字も雪だるま式に膨らむだろう。それでも大統領府と政府、与野党は国民になぜこうなったのかという明確な説明も、また謝罪もしないどころか、補正予算の編成は当然とでも言いたそうな態度だ。政府と国会による予算審議のプロセスを見ていると、経営が破綻した企業が見せ掛けの売り上げを増やし、費用を減らして赤字を隠そうとする、まさに「粉飾」という印象をぬぐい去ることができない。

 昨年末、新年度予算案での税収をテーマに国会で議論が行われた際、政府は「4%成長見通しに伴う税収予想に大きな問題はない」としていた。これに対して野党はもちろん、与党からも「3%成長さえ難しいのに、あまりにも楽観的な見方だ」と批判したが、政府は「税収目標の達成」にばかりこだわった。産業銀行、企業銀行、仁川空港など公営企業の売却による税外収入についても「売却そのものが難しく、また売却益も楽観的すぎる」との指摘が何度も出たが、政府は「問題ない」という答弁ばかり繰り返した。それからわずか3カ月で政府の主張が間違っていたことが予想通り明らかになったが、これについても政府では誰も責任を取らないばかりか、説明すらない。


 また政府に対しては、さまざまな分野での罰金や過料による収入、さらに外貨保有の運用収益などを2兆ウォン(約1700億円)ほど多く見積もったとの指摘も出ている。これでは商売がうまくいかず、収入がないことを知りながらも、経営破綻がばれないよう売り上げを水増しする「ブラック企業」と何ら変わりがない。


 支出も実際はもっと多かった可能性が高い。セヌリ党は福祉や教育など、いわゆる「朴槿恵(パク・クンヘ)大統領予算」を土壇場で組み入れるため、他部処(省庁)の予算や基金などからの支出を大幅に絞り込んだ。「赤字を回避するため支出を無理に減らし、数字を合わせた」「結局は使う金なのに、出す時期を先送りしただけ」などの批判も相次いでいる。このような状況でも、議員たちは与野党に関係なく、地元でのばらまきのため5500億ウォン(約460億円)を確保し、厳しい財政に追い打ちをかけた。経済の実態と財政の必要性を正確に見極め、その上で予算を編成すべき政府は「知らないふり」「あうんの呼吸」で予算を組み、これを監視すべき与野党の議員たちも自分のふところを満たすことにしか関心がなかった。企業が粉飾に走り、これを監査すべき会計担当者が見て見ぬふりをする「組織的な粉飾」が、まさに目の前で行われているというわけだ。

 予算不足を今になって補正で埋め合わせようとする政府の態度は、粉飾を一時しのぎで取り繕うのと何ら違いがない。政府は国民生活に穴を開けておきながら、これを血税で埋め合わせる愚かな行為を今まさにしようとしている。これが今後も繰り返されるようなら、政府は国民の信頼も海外からの信任も間違いなく失ってしまうだろう。”

 アベノミクス発表後、連中はそれをパクってクネノミクスなるものを出したのですが。

 正に(笑)

 年間予算を組んでわずか三か月後に足らなくなる事が発覚とか。どんだけドンブリ勘定なんだと。

 なお、韓国の最近の経済成長率は2%程度じゃなかったですかね。予算組む時、どれ位楽観的組めばこうなるのか…少し聞きたいですね。

 

 ちなみに、公益事業の売却とかはどうかと思いますがね。切り売りして行ってどうするんだって感じ。売れば売る程国家の資産がなくなるし。そもそも公益の意味を考えろと。

 

 …と、まぁ説教してもしょうがないんですがね。所詮、他国の出来事ですし。

 

 現実、対応策として考えられるのは国債の発行と増税ですが。

 (円と違ってローカルレガシーのウォンを大量に刷ったらハイパーインフレが目に見えているので日本と違って金融緩和には無理があるでしょう。中央銀行による赤字国債の買い取りも何故か国家の中央銀行が赤字で有名な韓銀では、やはり無理が有り過ぎる気がしますが)

 韓国の株式市場の動向とか考えると、国債発行しても金利が凄い事にならないと受けて貰えない気がしますね。

 かといって増税も苦しい国民生活を考えると無理がある気がしますが。

 …後は、財閥に課税をかけるとか?まぁそうすれば国内の産業の更なる空洞化になるだけな気も。

 潰れる財閥も出て来るきがしますし。(リーマン後は結構な数の財閥系企業が死にましたから)

 

 なんか楽しげな状況が目に浮かぶ気がするのは気のせいでしょうか。まぁ何度も言うように所詮、他国の出来事ですしね。

 

 PS.

 ちなみに韓国は大統領制ですから。任期は5年でしたか。

 確か一回だけは弾劾が可能だったかな。それも成功すればの話だった気が。

 どうにも楽しげな5年間になりそうですね。

 これは更なる反日が見れるんですかねぇ…。

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