いよいよ新年度開始。チャート的には上げ基調なのだが、その根拠や上げ幅を少し考えた。
1月下旬の反騰開始から2月下旬の高値までの上げ幅は約1000円。その直後の反騰から先月21日の高値までも約1000円。
でその1月下旬と3月21日のテクニカルを比較すると、ボリバンのバンドの広がり方、RSIやMACDの値や動きの傾向、といったところがほぼ同じ。
なので、これを次の反騰に当てはめると、もし4月1日月曜日に反騰開始としたら、約12400円＋1000円で13400円が次の高値ということに・・・。
この価格の前に13000円が見えているが、続落の兆候が出ればこの13000円はおろか、12500円超はあり得ないことになる。何か大きな材料が出てくるかどうかにかかっているのだが・・・。
さて、明日および今週の憶測は上記をベースで考えることにして、以下、雑感。
春の便りの一つ開花前線。庭の梅の木の花は毎日花びらを散らせているが、近くの桜の木はつぼみ状態。それでも、黄砂と共に冬型気圧配置にもかかわらず降雪の気配は無くなった。石川県は今度の土日が花見時と言うことになるようだ。
ところで、その前後に入学式があり、桜の花と子供たちの笑顔が同時に見られるだろう。もはや子供と呼べない高校・大学の入学式はもう桜なんか祝福しないだろうが、昨今の社会情勢では、お祭り気分はなくても仕方ないかも知れない。短大ではすぐに就活に向けての準備が始まるらしいし、高校・大学は今年の学業その他の実績が将来に関わることとなるのだから同じようなものだ。最近は中国や韓国の受験戦争の成果が経済に現れていることに産業界や受験塾が目を覚まし、近い将来の企業戦士の養成に躍起となっている。インドなど階級制度の厳しい国は学業成績が唯一豊かになれる切符なのだから当然なんだが・・・。そして、今、上記の各国では貧富の差が広がっている。実力主義は結局貧富の差を作り出すことが明らかとなりつつある。そんなことまで考えてしまった。
その他
昨夜のニュースで早くも今秋の採用計画が報道されていた。概ね今春採用と同程度としているが金融関係などが競争力強化のために採用増の予定らしい。資金獲得と提供両方に鋭い経済感覚が必要な職業なのだろうし、資本主義社会では肝心なことでもあろう。時同じくライブドアのホリエモンが仮釈放となり、獄中でも稼いだ資金を元に企業活動を増速するらしい。ただ、ロケット発射実験は失敗となり前途多難を思わせるが、先を見通す力を発揮することを期待したいものだ。なにはともあれ、来春を慎重に見据える企業の経営者の努力を期待するしか無い。
そういえば、下手な鉄砲数打ちゃ当たる戦略はどうなったのかと自問自答してみる。今年の戦力増強策をこれとすれば、昨年度の動きから見ると、損切りを積極的に行うことが課題となっていると言うしか無い。手数料の分を込みで考えてローリターンでも売買をして、取引回数を増やすことにしてみることにする。もちろん、まず「みんかぶ」でのお試しpicsから・・・。
