今週はイベントとして、政府のJT(2814)株放出に関連し、大規模な売り出しが想定されますので需給面での注意が必要です。
政府は東日本大震災の復興財源確保のため、保有するJT株の1/3を国内外で売り出します。
11日値決め、15日受渡日の予定ですが、多くの機関投資家は政府の売り出す放出株を購入するために、 15日までに約7000億円の換金売り需要が発生するとみられ、需給面での不安が指摘されます。
日経平均ですが、昨年11月中旬以降の上昇相場では25日移動平均線（11460円＝8日）に一度もタッチすることなく、上昇トレンドを継続しています。
ただ今日の終値で13週移動平均線（10938円）とのかい離が10％を超え、短期的な過熱感は強くなっています。
来週、週足5週移動平均線（11520円）や25日移動平均線（11460円＝8日）付近の押し目があるのかどうか。
まだ過去に経験したことのない潮位の高い大潮の満ち潮が続いているように感じます。
