今国会の公選法改正で「ネット選挙運動」が解禁となる。夏の参院選からの実施を目指し、市場は関連好銘柄探しに余念がない。
解禁されるのはホームページに加え、ツイッター、フェイスブックなどのソーシャル・ネットワーキング・サービスと、ほぼ何でもアリ。
「IT大手はさておき、妙味は、選挙に強いマクロミル、IIJ、過去に党首会談を実況中継したニコニコ動画のドワンゴ。
さらに、AKB48の総選挙システムを手掛け、材料視されたパイプドビッツ、成りすまし被害防止システムを開発したGMO」などをマークとか。
<錦の御旗>
連日300銘柄超が昨年来高値取りをする人気相場だ。NYダウの過去最高値更新に刺激された6日も、売り買い交錯は朝方だけ。
過去10年、3月相場は5勝5敗。
今年はカイで決着のようだ。
今週末のメジャーSQは裁定残を積み上げていたが、早々、6月物へとロールオーバー。
日銀の黒田新総裁が就任するまで、外為の「中だるみ」(?)を許すも、アベノミクスという「錦の御旗」が、個人投資家を続々市場に呼び込んでいる。