四六のがまさんのブログ
このぐらいの円安では
このぐらいの円安では、日本に雇用が戻る感じしないのは、小生だけだろうか? 小生も、仕事で中国、ベトナムと数十年前に立ち上げてきましたが、この約20年、日本のまあまあの製造企業は、海外工場を作ってきました。
最初は、部材を送り、製品を作り、逆輸入から始まり、今までの間に、日本のいろいろな製造企業が海外に出たので、部材も海外生産で、海外工場生産して、逆輸入し、また、その製品は、その国で販売され、または、直接、海外に輸入してきているのが、現状でしょう。
アメリカでも、製造業は減り、やっと最近になって、製造業での雇用が大切なことに気がつき初めているのが、実際のところでしょう。
約20年前、いや、10年前より、人件費などはあがっていますが、実際の製品製造の技術も上がり、日本で作ろうが、海外だろうが、差もなくなってきています。
まだ、90円台では、まだまだ、海外工場で作るのが、メリットはあります。
円安が、110円を越えて、定着すれば、少しは変わってくるでしょうが、このぐらいの円安、消費が無い国では、経済は成長しません。
いくら成長戦略として、規制緩和しても、無理だと思います。
おそらく、海外に工場を持った人、携わった人なら、そう考えるでしょう。
昔と今は、違います。経済は、日々動いていますから。
まぁ、量的金融緩和におどらせれているだけですよ。
だだ、問題なのは、日本で販売する上で、値上げがなかなかできないし、してもらえないのが、苦しいところです。
小生、電子産業、半導体会社に部材などを売っていますが、もう、日本の半導体産業は、終わりですしね。
淋しい日本の製造業産業というところでしょう。もう、日本での製造業の反映は無いように思います。