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めでたい すごすぎる 奥村善久・金沢工大名誉教授

まったく先見の明ありすぎ まいった
奥村名誉教授は日本電信電話公社時代に「10年先を見て考えよ」「自分の仕事に、自分のベストをつくせ」をモットーにされ、10年先に必要な技術となるという展望と確信の下に、根気強くそして情熱を持って、携帯電話の研究開発に挑戦され携わってこられたとお聞きしています。
日本電信電話株式会社も偉い

奥村氏は日本電信電話公社電気通信研究所で移動通信の電波伝搬特性の解明に大きく貢献されるとともに、800MHz帯による本格的な自動車電話サービス(「大都市方式」)の実現に至る新方式を構想されるなど、自動車携帯電話ネットワーク、システムの基礎を構築されました。
特に、電波伝搬特性の解明においては、VHF帯からUHF帯までの広い周波数帯の電波を用いた屋外送受信実験を各種環境で繰り返し行い、実験データを基にして、1~100kmの範囲での受信電界強度曲線とサービスエリアを推定する手法を、1968年に確立されました。奥村氏が発表された電界強度曲線は有用性が高く評価され、国際電気通信連合(ITU)の国際無線通信諮問委員会(CCIR)勧告として採用されるとともに、「奥村カーブ」と呼ばれ、世界の様々な移動無線システムの構築に実用的に使用されています。例えば、現在の携帯電話システムにおける無線回線設計では、奥村カーブを基礎とする伝搬推定式が活用されており、また、奥村氏が導入した屋外実験データの分析手法が、エリア品質調査、エリア品質最適化の多くの場面で日常的に活用されています。

NTTとNTTドコモは、世界初の本格的な商用自動車携帯電話ネットワーク、システムの道を拓かれた奥村氏の功績を称えると共に、今後も研究開発や国際標準化を積極的に推進し、電気通信サービスの更なるイノベーションに貢献して参ります。

北國新聞 より
「工学分野のノーベル賞」日本人初受賞 奥村・金沢工大名誉教授

受賞の喜びを語る奥村さん=金沢工大 元電電公社移動無線研究室長で金沢工大名誉教授の奥村善久(よしひさ)さん(86) =野々市市本町1丁目=が、全米技術アカデミー(ワシントン)の「2013チャールズ ・スターク・ドレイパー賞」を受けることが16日までに決まった。同賞は工学分野のノ ーベル賞とも呼ばれており、日本人の受賞は奥村さんが初めて。

 50年前、今の携帯電話の基礎となる移動通信の電波伝搬研究とシステム開発に日本で 先駆的に取り組んだ業績が高く評価された。2月19日にワシントンで贈呈式が行われる 。

 奥村さんは金沢市出身で、1947年、旧金沢工専電気科を卒業後、旧通産省を経て5 0年に電電公社に入った。60年代、将来の移動通信を予想して基礎となる電波の伝搬研 究に取り組み、電波が伝わる環境を独自に分類した「奥村モデル」を編み出した。

 70年、移動無線研究室長に就き、実用化に向けた開発に力を注ぎ、同年、大阪万博会 場で携帯電話の試験運用を行った。

 翌71年、通信学会に大容量広域自動車電話方式の構想論文を共同で発表し、反響を呼 んだ。その後、東芝で製品開発に取り組み79年から2000年まで金沢工大教授を務め 、現在、同大名誉教授。

 奥村さんは16日、金沢工大で会見し、「天恵が忘れたころにやってきたとの心境だ。 使命感と熱意を理解していただきうれしい」と話した。奥村さんと同じように移動通信の 先駆的研究に取り組んだ米国など外国の研究者4人も表彰される。

 全米技術アカデミー 1964年に設立された民間研究機関。生活の質を大きく向上さ せ、社会に多大な影響を与えた業績のある研究者らに対して毎年、「チャールズ・スター ク・ドレイパー賞」を副賞50万ドルとともに贈っている。これまで通信衛星技術、光フ ァイバー開発、医薬投与システムなどさまざまな分野の顕彰を行った。

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