・3Q営業黒字のパナソニックがストップ高
・有機ELを超える画質を実現できるフィルムを開発したと報じられた東洋紡がストップ高
・大和証券が投資判断を「3」→「1」へ2段階引き上げたJFEHDが約11%の上昇
と、強いのは分かるが流石に行き過ぎではないかという値動きが目立つ。
好材料が出た銘柄はとにかく買われる地合だ。
しかし、好材料が出た後でタンマリ買うという安直な手法では継続して利益は出せない。
それなら日経新聞の朝刊で好材料を発表した銘柄さえ買っていれば誰でも儲かる訳で。
映画ウォール街でマイケル・ダグラス演じるゴードン・ゲッコーは「強欲は善だ」と言った。
果たしてそうだろうか?私にはそうは思えない。
強欲の対価は利益に非ず。否、強欲は破滅の原因である。
(ウォール街の結末もそれを示唆していた)
売買技術や本質的価値を見抜く目、間違いを認める潔さ、そういったものが利益を生むのだ。