2013年2月5日には全国保証の第3Q決算発表があります。
昨年11月12日のUBIC(2158)の第2Q決算発表の時にひどい目にあったため、たとえ好業績の銘柄とはいえ、決算発表をまたいで保有し続けるには少し恐怖を感じます。
UBICでの失敗は「あまり良くない。通期下方修正もあり得る」という情報がチラホラしていたのに加え、発表当日の暴落とも言える大下げ、つまり「逃げろ」サインを無視して持ち続けたためで、これはもう自業自得を絵にかいたようなものでした。
さてそこで全国保証です。
UBICの轍を踏まないためには「発表前に利確する」が正解だと思いますが、私は失敗覚悟で持ち続けることにしました。はっきりそう決めたのは国土交通省が先月31日に発表した『建築着工統計調査報告(平成24年12月分)』を読んでからです。
新築着工数の増加率がそのまま全国保証の業績アップ率ということにはならないでしょうが、それでも10月~12月の着工数が7月~9月の着工数の105.8%という数字は、中々好ましいデータだと思います。
そこで小学生の算数程度の簡単な計算と、超ノーテンキ観測をもとにチーンとはじき出したのが以下の結論です。
経常利益は第3Q単独で年間目標の32~34%達成の可能性がある(累積では92~94%)。ただしこれは営業力その他もろもろの実力が中間決算時から進歩していない、と仮定しての話。
当然進歩しているでしょうから、その分を勘案すると「なんともう年間計画達成しちゃったの!」ということになる・・・
・・・かならないかは5日にはっきりするでしょう。
要するに、今回はどういう結果になっても後悔はしません、ということです。