三越伊勢丹ホールディングスは18日、冬のバーゲンセールを始めたそうです。
最需要期での大幅値引きを避けるため、例年に比べて約2週間先送りしたそうですが出足は好調だそうです。
一方、例年通り月初から始めた他の百貨店の中には苦戦するところも出てきたようです。
販売をテコ入れするため、一部の百貨店や大手アパレルは例年より早く値下げ幅を拡大し始めたそうです。
伊勢丹新宿本店では、18日の売上高が初売り(2日)の2倍で、コートや靴などが売れたそうです。
同日の首都圏の全店売上高は、セールと福袋の売り出しを同時に始めた昨年1月2日に比べ2割減だそうですが、想定を1割上回るとのことです。
ただ、1月全体では前半にセールを見送った影響が大きく、前年割れの公算のようです。
一方、先行してセールを実施した他の百貨店も初日は好調だったそうですが、ここにきて売れ行きが鈍ってきたようです。
高島屋は17日までの売上高が前年同期比1.9%減、全店で元日営業を始めたそごう・西武は出足は2ケタ伸びたそうですが、直近は約5%増に鈍化したようです。
日本百貨店協会によると、都内の主要百貨店の15日までの売上高は2%減っているそうです。
昨夏のセールを先送りしたオンワード樫山などアパレル大手はそろって例年通り年初から商品を供給しているそうです。
それでも売れ行きが鈍っていることに対し、冬物衣料は昨年11月に売れた反動が出ているとの見方もあるようです。
株価が上がってきて、高額商品の売れ行きがよくなっているようです。
百貨店にもその恩恵がいくんでしょうかね。
3099:887円、 8233:671円、 8016:671円