socialcolorと申します。関西在住の元エンジニアです。
訳あって昨年12月に会社を退職いたしました。そんな中年男のリタイア日記です。
【年金と健康保険(その2)】
20歳以上60歳未満の会社勤めの人が脱サラして自営業者となったときや会社を退職したときには、国民年金への加入が必要です。
私の場合は妻が専業主婦のため、これまで会社が負担してくれていた妻の年金分についても支払う(本当は積立てるなんですけど)必要があります。(※1)
健康保険しかり年金積立しかり、会社勤めの恩顧は思っていた以上に大きいことを退職してつくづく感じます。
「国民年金の手続きは、こちらの書類(国民年金被保険者関係届書)に1人ずつ記入して、認め印をそれぞれお願いします」
と、どこからともなく現れた(本当にそんな感じ。年金手続きはどこでするのかなんて考える必要ありませんでした)年金課のおじさん。
我が奥さんの職業を聞かないところをみると、健康保険の手続きのやり取りに聞き耳を立てていた模様。保険料は1人当たり14980円で定額だが、年度により変わるとのことです。
「あの、支払方法なんですけど・・・。」
「後で支払通知が届きますので、それを見てお支払ください」
(今、教えて!)
「口座振替にしたいんですけど、振替日は・・。」
「この口座振替用紙に書いてありますので読んでくださいね。2年以内であれば後追いで納付が可能なんで、そんなに心配しなくてもいいですよ」
(そんなアバウトでいいんかい!)
「保険料の件なんですけど、前払いすれば割引になるんですよね。(※2)前払いは何時からできるんでしょう?」
「それもその用紙に書いてあります。詳しくは、引き落としに利用される銀行さんと、年金については社会保険事務局に聞いてくださいね。」
(返事になってないよ!)
結局、そのおじさんからはまともな回答が得られず説明書を読むことになりました。
「書類記入と説明書をこちらが読むだけなら、このおじさんは必要ないんじゃない?」
妻の疑問はごもっとも。
そもそもこの手続き業務も社会保険事務局に一本化すれば、国民年金課自体が要らないんじゃないか。
健康保険の手続きも含め、なにか釈然としない気持ちで一杯でした。
でも、出来ることなら私もこんな仕事して楽に稼ぎたいなぁ。(スイマセン。)
※1.配偶者である第3号被保険者も、第1号被保険者となった月から国民年金の
保険料を納付することになります。
※2.口座引き落とし納付では、2.6ケ月と1年の前払い制度があり、それぞれ
割引率が異なります。
(続く)