socialcolorと申します。関西在住の元エンジニアです。
訳あって昨年12月に会社を退職いたしました。そんな中年男のリタイア日記です。
【年金と健康保険(その1)】
当然のことではありますが、会社を辞めるとそれまで会社が従業員のために代行してくれていた作業の一切を自分自身がやらねばなりません。
その代表的なものが、年金積立と健康保険で、この二つについては退職後すぐに手続きする必要がありました。
(どちらも退職後14日以内に手続きする必要があります。特に健康保険は、手続きしないで医療行為を受けると全額自己負担することになってしまいます。)
私は早速、妻を連れ役所の保険課へ。(※1)
まずは試算をお願いしました。(※2)と、でてきた数字にびっくり!61575円/月とあります。
会社務めの際は、天引きされていたために気にならなかったのですが、確かにかなり高額な費用だったような記憶が・・・。
「あの、私、失業したんですけど(なんでそんなに高いねん)・・・」
(カッコ内は、心の声です。)
「分かってます(よ、そんなこと)。皆さんそうおっしゃいますが、国民健康保険の保険料は、前年の所得を基に計算されるため、失業して収入がなくても高い保険料を負担しなくてはいけない場合があります。ですが、そちらが自発的失業者でなければ、前年の所得を30/100とする軽減措置がありますが、雇用保険受給者資格者証はお持ちですか?」
「・・・。」
要は、’前年に稼ぎがあればそれに応じた保険料を今年稼ぎがなくても払わなくてはいけない。しかし会社の都合で辞めた人であれば、健康保険料が安くなる制度があるが、それを受けるためには証明書(ハローワークがあなたを失業者として認める、という証明書。)がいるよ’と彼女は言っているのです。
いやはやなんとも、お役所というところは。
ともあれ、会社都合の希望退職である私は、めでたく(?)この制度の適用を受けられることとなり、当初試算の約1/3の23650円/月の保険料(介護保険料を含む)で済むこととなりました。
年金の手続きについては、次回ブログにて。
※1.国民健康保険には、ひとりづつ加入する必要があります。
※2.退職後2年間は、会社の健康保険に継続加入できる制度があり、保険料が安い方へ加入するため。
(続く)