(フレンズさんを見習って)
今年を振り返る。
ニュースで振り返る。
2012年の出来事を心に留め、
次の年への標識とすべく。
独断と偏見と個人的事情に満ちた、
ワタクシ、あさってが選ぶ今年のニュース5はこちら。
---------------------
ドイツ債、マイナス金利。(そして大和・日興のユーロMMF償還)
短期のドイツ債がマイナス金利の異常事態。
日本もマイナス金利だ何だと息巻いているが、いやはや。
ただ、市場によって決定されたマイナス金利と、
政治によって定まったマイナス金利では経済、そして私たちの生活への影響が異なるのに注意。
(個人的には、一番嫌な時期でユーロMMF償還が痛かった。
ただ、ユーロMMFからの移し変えはだいたい済んだから良しとしよう。)
QE3。そして金、足踏み。
QE3により一時的にゴールドは上昇したが、
ドル建てでは2011年の高値を超えず。
(QEマヒにご用心。)
日米選挙
オバマ再選、アメリカはねじれ中。
自民党圧勝、日本は来年にはねじれ解消?
そして円安・株高中。
コーン
2008年のコモディティバブルの値を
2012年8月に超えた、シカゴのコーン先物。
原油や貴金属が高値をつけるとニュースになるが、
こちらはあまり注目されない。
しかし、穀物や食肉の価格は言うまでもなく重要。
(金やプラチナが上昇してもそれほど困らないけれど、
小麦やトウモロコシが上がるのは生活する上でつらいですしね。)
米国産エネルギー、シェール革命
シェール革命にて、アメリカがエネルギー輸入国からエネルギー輸出国に変わるだろうか。
ガスは既に満たされているが、油はこれから。
しかし、コストと公害のリスクがつきまとい、
原油価格と環境問題がシェール・オイルの足かせとなっている。
もしもアメリカがエネルギー自給率100%近くになれば、
中東からロシア圏に至るまで国際情勢が変貌する可能性を秘めている。
そして、アメリカの輸入品目から原油がなくなるということは、
マネーの流れが変わることも意味する。
ドル価格、経済に変化が生じる。
---------------------
以上、私が選んだ今年のニュース5。
(なんで10個じゃなくて5個なのかって?
厳選したから…って事にしておくれよ!
10個書くのがめんどくさかったわけじゃないんだってば!)
大きな出来事が節目になる、
そして何気ない出来事と思われた事も、ターニングポイントになる。
何がきっかけとなるか、そして何が起こるのかに思いを馳せて。