東京市場が3連休中のNY市場は、米国の「財政の崖」問題に対する懸念が強まったことから、安全資産としての金が買われた。ただ、24日はクリスマス休暇中で参加者も少なく、主要な米経済指標の発表などもなかったため、方向感に欠け伸び悩み結局1659.5ドルで終了。米国の「財政の崖」回避に向けて協議に進展が見られない中、先行き不透明感が拡がるとともに、金相場にとっては日によって強弱材料と目まぐるしく評価が入れ替わっている。このまま、年を越す可能性も出てきており、なお一層の注意が必要である。ただ国内市場は、安部自民党総裁の日銀法改正を示唆する発言などを背景に円安進行となっているため値下がりにくくなっている。
夜間取引時間は、海外市場が休場のため総じて閑散な取引と思われる。また、手がかりもないため現状水準を中心とした比較的狭いレンジ内取引展開と考えられる。
夜間取引レンジ 4,494円~4,546円
中川
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