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“コピー部品”韓国原発、冬の大規模停電が懸念

 表題は元記事から持って来ましたが、記事を読んでもらえば分かるようにコピーでは無く偽造書類で不正な部品を使っている状態です。

 http://japanese.joins.com/article/655/162655.html?servcode=400§code=430

 ”偽造書類で輸入した「原発部品」が10年間、堂々と使用された。 フューズ・継電器・電子部品など237品目・7680個にのぼる。 在庫を除いて実際に原発に投入されたのは5200個。 大規模な不正が横行する間、知識経済部と韓国水力原子力(韓水原)側は実態把握どころか、その気配もつかめなかった。

「偽造書類」がどのように長期間通用したのか。 原発の部品は普通3等級に分けられる。 原子炉・冷却装置などの核心装備には「Q等級」を使用する。 厳格な品質を要求する「原発専用」ということだ。 しかしタービン発電所・周辺機器用は一般産業用部品を使用することもある。 その代わり別の性能・安全度試験で「品質検証書」を受けなければならない。今回摘発された偽造書類はまさにこの「品質検証書」だった。 現在、海外の12機関が検証機関に指定されている。 このうち1カ所の文書が集中的に偽造されてきた。 金均ソプ(キム・ギュンソプ)韓水原社長は「企業が一日平均2000万ウォン分を納品すれば、検証書費用として300万ウォンを支払う」とし「この費用のために偽造の誘惑に駆られたようだ」と述べた。

 納品会社よりも大きな問題は韓水原のずさんな「納品管理システム」だ。 海外機関が「品質検証書」を発給する際、韓水原ではなく納品会社に送る。 監督者ではなく受験生に成績表が渡るということだ。 こうした問題点を放置したため、書類偽造が横行した。 偽造書類は本物そっくりという。 韓水原は企業が書類を偽造したのか、それとも中間ブローカーが存在するのかについて、検察に捜査を要請した。

 問題の部品は米国・オーストリア・ドイツなどで製造された。 品質上、問題はない。 洪錫禹(ホン・ソクウ)知識経済部長官は「一般産業用として納品された部品であるため、原発に使用するには認証手続きをもう一度踏まなければならないが、これを偽造した」と説明した。 金均ソプ社長は「今回の事件にまだ内部の職員がかかわったという証拠はない。 過去の職員が摘発会社に就職したこともない」と釈明した。

 しかし専門家は韓水原の‘慢性的’原発管理問題が今回も繰り返されたと指摘した。 韓水原は7月、組織的な納品不正で処長級幹部を含む22人の職員が拘束・起訴され、最近は職員の覚せい剤投与と相次ぐ原発の故障で“事故百貨店”という汚名を受けている。

 このため原子炉のような核心部品でもいつ問題が発生するか分からないという懸念もある。 ソク・グァンフン・エネルギー市民連帯政策委員は「核心部品の納品も問題が多い」とし「韓水原の設備受注過程が不透明であるうえ、知識経済部は専門性が低くて管理できず、原子力安全委員会は厳正な監督ではなく韓水原の“お手伝いセンター”役にとどまっている」と指摘した。

  ソク委員は蔚珍原発の蒸気発生器交換を例に挙げた。 原発核心部品の一つである蒸気発生器の場合、各国の原発は日本の住友、スウェーデンのサンドビック、フランスのバリノックスなど検証された3社の製品を使うのが普通だが、異例にも蔚珍原発は、検証が十分でないため他国があまり使用しないカナダの製品を使っている。 こういう事実は米国核規制委員会(NRC)の調査中、国内に遅れて伝えられた。 ソク委員は「人的刷新を通じて中立的かつ専門性のある人事を中心に原子力安全委員会や韓水原のシステムを変える必要がある」と述べた。

 明智大のチョ・ソンギョン教授(エネルギー工学)は「原発は小さな部品一つに事故が生じても、大きな事故につながるおそれがある」とし「納品管理全般に徹底した改善策が準備されなければならない」と話した。

 納品不正で原発の稼働が停止され、冬季の電力需給が深刻な問題になっている。 電力難のため昨年9月のような「ブラックアウト(大停電)」が一度でも発生すれば、被害額は11兆ウォン(約8000億円)にのぼる。

 5日現在、韓国国内発電所の設備容量は8200万キロワット。 故障や整備で停止する発電所があれば、実際の供給電力はそれだけ追加で減る。 この冬の寒波は例年より厳しくなる見込みだ。 1月中旬の最大電力需要は8000万キロワット以上と推定されている。 霊光5・6号機は各100万キロワット。 同時に200万キロワットの供給が減れば、大規模節電がない場合、予備電力はゼロとなる。 さらに20日に寿命完了(30年)を控えた月城1号機も停止する可能性が高い。 この場合、70万キロワットの電力供給が追加で減少する。

 政府も非常事態だ。 最悪の場合、制限送電が行われる可能性もある。 洪錫禹長官は「企業の節電と熱併合発電所の早期開通、公共機関の非常発電機稼働などを総動員し、予備電力400万キロワット維持のために努力する」とし「最悪の場合、順に電力供給を停止する計画停電を実施する可能性もある」と述べた。”

 …偽造された分に本当に”核心”部品はなかったんですかねぇ?

 原発に重大事故が起こってから止めても遅いんですがね。

 

 ちなみに、この記事でちょろっと出ている霊光5・6号機は5日付の聯合ニュース速報だと停止喰らったんだけどね。今回の偽造部品の件で。他のソースも総合すると今年末まで部品交換するらしい。

 (ちなみに、とっくにこの件は分かっていたが夏場の需要の関係で今まで伏せていたって噂がありますが…)

 原発は再稼働させてもすぐに上限一杯の発電は出来ない筈なんで、今年の韓国の冬場の電力は、かなり綱渡りになるんじゃないですかね。

 

 まぁ韓国の風下に日本が有るので日本としては重大事故は起こって欲しくないのですが、この調子だといつ何が起こっても分からないと言う認識は抱いていた方が良い感じです。いつもの事だが韓国には困ったものですね…。

 

 PS.

 ちなみにご存知の人が多いと思いますが日本で核燃料サイクルを止めるって話が上がっているんですが…。

 …悪い冗談に聞こえますが、韓国では逆に核燃料サイクルを開始したいって働きかけを世界に始めているんですよね。核燃料サイクルを行えば当然プルトニウムが関わってきますが…。

 知っている人は知っていると思いますが韓国は以前、核開発をひそかにしようとして(表立っては北朝鮮用、実際は対日本用)アメリカの怒りを買い現在IAEAに準監視国扱い(韓国が泣きついたので表立ってではないですが)にされているんですよね。

 …皆さん、どう思います?

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