関西電力が61年ぶりに無配となると報道されましたが、北海道電力も2013年3月期の期末配当を見送り、年間配当をゼロ(前期実績は50円)にする見通しだそうです。
また、九州電力も同期の年間配当をゼロ(同)とする方向で検討に入ったようです。
運転停止中の原子力発電所の再稼働が見通せず、代替として稼働している火力発電用の燃料費負担が収益を圧迫しているためで、通期無配となれば、両社とも創業初年度の1951年度以来61年ぶりとなるそうです。
ちなみに、九州電力が保有する原発6基は全て停止しており、火力燃料費などの経費の増加が1日10億円に上っているそうです。
関西電力が年間配当をゼロとする方向で調整していることが明らかになったのを材料として電力株が軒並み下落しましたが、今日の株価はどうなるでしょうね。
9503:595円、 9509:683円、 9508:631円