「検察崩壊 失われた正義」 読了

[為替少年さん]

何というタイミングか・・・

ネットの書き込みがウィルスによるもので逮捕は間違いだったことが、世間では大きなニュースになっている。
今回は警察署の捜査員の問題なのだろうが、日本の捜査行為全てが、いい加減なものなのかという疑念が出てくる。

検察起訴による有罪率は99％を超える。しかし、それは今回の事件と同じように、無実の人に検察の思い描いた犯罪ストーリーの主人公を演じさせているから。今回のウィルス事件のような免罪は世にどれだけあるのだろう？
少々、恐ろしくなる。

「検察崩壊　失われた正義」は小沢一郎の裁判に関する本である。
この中では小沢氏を総理にさせてはならないとする検察が、小沢氏を犯罪者に仕立て上げるために、自ら犯罪に手を染めていることが書かれている。一体、その根底にある思いは何なのだろう？もはや、検察は何かに取りつかれているかの様に感じた。

多くの国民は先日無罪判決を受けた事件に関して、小沢氏をいまだに犯罪者のように思っているのだろうが、この状況こそが恐ろしい事態と言えよう。

子供のいじめとなんら変わりがない。
事実を知らされず、みんなが言うから多分悪い奴なんだと・・・

犯罪の証拠をねつ造して、犯罪者に仕立て上げようとした事がばれたのに、メディアも取り上げない。

秘書が事情聴取のやり取りを録音していなかったら、小沢氏は有罪になっていたかと思うと本当に恐ろしい国である。

しかし、犯罪に手を染めた検察を裁くのが、検察組織とは・・・
泥棒が泥棒を裁くのと一緒。
そりゃ、良くならんわな。