体力向上や認知症予防につながる高齢者向けのおもちゃやゲームが増えてきたようです。
メーカーが福祉関連企業と共同で開発をしたり、言葉を話すロボット人形を商品化するなどして、少子化で国内の玩具市場は縮小傾向にあるだけに、高齢者をターゲットにした新市場開拓に躍起のようです。
バンダイナムコHD傘下のデイサービスセンター「かいかや」が、九州大学病院などと共同開発した「ドキドキへび退治II」は、椅子に座って、穴から次々と出てくるヘビのおもちゃを足で踏み得点を競うゲーム機で、今年冬に発売されるそうです。
価格は59万円で、介護施設からの引き合いを見込むようです。
タカラトミーが10年前に発売したおしゃべり人形「夢の子ネルル」と「夢の子ユメル」は子供向けに開発されたそうですが、購入者の約8割は50歳以上だそうです。
医療衛生用品メーカーのピップと玩具メーカーのウィズが1年前に発売した「うなずきかぼちゃん」は3歳男児をイメージし、「おててをつなごう」など約400語を登録しており、呼び掛けに反応して話すそうです。
子育ての終わった夫婦2人世帯の購入が多いとのことです。
これから市場はますます広がるでしょうね。
7832:1,240円、 7867:435円、 7835:30,850円