負け犬の、負け犬による、負け犬のための相場展望93

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2012/10/07 - モウ山 ウシ象さんの株式ブログ。タイトル:「負け犬の、負け犬による、負け犬のための相場展望93」 本文:先週末、ダウが高値で、乱高下した。80ドル上げの後、その上げ幅を削って、取引を終えた。ユーロは、ECB会合の後、売られるかと思ったが、そのまま高値維持で、1.3030で取引を終える。豪ドルは、1.02

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負け犬の、負け犬による、負け犬のための相場展望93

先週末、ダウが高値で、乱高下した。80ドル上げの後、その上げ幅を削って、取引を終えた。ユーロは、ECB会合の後、売られるかと思ったが、そのまま高値維持で、1.3030で取引を終える。豪ドルは、1.0200を割り取引を終える。円は78.60で取引を終える。

ユーロ高の理由は、スペイン救済の用意が整ったためというところか。ECBのスペイン国債買い入れにより、スペイン国債の値段が上昇(金利低下)、それにより、ユーロ買いが促されるというところだろう。

さて、これにより、ユーロが高くなるというのも不思議な感じがするのである。どこでユーロを売ってくるか、それが問題である。しばらくは、ユーロ高が続きそうである。年末まで、買戻しが入るか、あるいは、このあたりで、うろちょろか?

今のところは、ユーロの取引は、様子見しておいた方がいいかもしれない。

ECBがスペイン国債を買いこんだとしても、根本的な、問題が解決していない。スペインの財政赤字が、増大しているのは、スペインの不動産バブルが崩壊し、不動産市場が、吸収していた、雇用の代わりの吸収先がないからである。これにより、スペイン経済が、立ち行かなくなっているのである。ECBが、スペイン国債を買ったとしても、別の雇用の吸収先が、現れるか、あるいは、不動産の価格が、突然、上昇し、それにより、再度、不動産市場に、雇用が吸収される必要があるのである。

ECBによるスペイン国債購入→ECBによるスペインに対する条件発動→スペイン経済のより一層の景気の落ち込み→スペイン財政の破たんになるのではないかと考えられるのであるが、どうであろうか。

スペインとECBとの条件闘争の途中というところが現在の状況と思われる。

アメリカの雇用統計は、パートの雇用が増大による雇用増で、失業率の低下は、職探しをあきらめた人たちの増加による、失業率の低下であるようである。毎年、同じことを言っているように思えるのは、ウシ象だけであろうか。

今週は、週初めに、欧州安定化メカニズム[ESM]発足があるので、注意が必要である。10日に、 欧州議会、銀行同盟案を委員会で審議があり。

<為替相場>

ドル円    77.2079.20

ユーロ円   100.20104.20

ユーロドル  1.28201.3250

ユーロ圏の経済イベントが多数あり。このまま年末まで、ユーロの買戻しが入るかどうか。つまり、スペインの問題が解決したというのを大義名分として、ユーロの買戻しをしてくるかどうかが重要なところである。

経済指標はたいしたものがないので、気にする必要はなさそうである。

豪ドルだけは、一応、オーストラリアの雇用統計があるので、このあたりで、豪ドルの買戻しがありそうであるが、週末に、中国の貿易統計があるので、難しいところである。

<株式相場>

日経平均   86509050

日本企業の決算シーズンである。決算が悪そうな株を空売りしておけば儲かりそうである。

少しだけ、イー・アクセスを買っている。TOBは、決算を気にする必要がないので楽である。しかしながら、かなり安いのは安いので、クラレでも少し買っておこうかと考えているところである。

 

 ほんとに、ユーロが崩壊するのであれば、その時、為替市場は、どうなるかわからないので、

アナリストが言うように、ユーロ安の原因が、ユーロの崩壊にあるのであれば、そこから導かれる答えは、正しくは、ユーロ安ではなく、取引しないということになるのではないだろうか(相場が、不安定になれば、1000ポイントぐらいスプレッドが開く恐れがあるからである。あるいは、一気にユーロ安かな。乱高下は間違いなさそうである。つまりは、どうなるかわからないということである。)。

4件のコメントがあります
1~4件 / 全4件

不満の爆発、そののちの、あきらめ。

支援受け入れで、火炎瓶が、飛びかうことになります。

スペインが、支援の要請を長引かせれば、長引かせるほど、イタリアは、自国に、金利上昇爆弾が、炸裂しかねないので、気が気でないだろうとおもいます。

 

(退会済み)

盗撮とスキャルピングの話を繋げるなんてさすがです!

自分もスキャルピングは儲からないと思っています。

 

スペインの現政権が支持率上昇を狙うというお話、勉強になります。m(_ _)m

モウ山先生の読みはいつも鋭いです。さすがです!

どうしようない状況になれば国民は緊縮財政を受け入れる。。。

と言うシナリオになる可能性は高い。と見る事が出来る訳ですね。

ギリシャを、もし離脱させるのであれば、もう少し早くに離脱させたほうがよかったのではないかと思います。

ギリシャが離脱するのであれば、それは、自主的に、離脱してほしいということでしょうが、ギリシャ人は、新ドラクマによるハイパーインフレか、緊縮財政を受け入れるかの選択になるのでしょうが、新ドラクマ導入は、結局は、ハイパーインフレによる国家の財政破たんが生じることになるので、選択肢は、緊縮財政を受け入れ、ユーロを使い続けるしかなくなるわけです。

それよりも、スペインのユーロ圏の離脱のほうが、現実味を帯びてくるのではないかと考えております。

スペインは、いわば、かつてのアメリカの大恐慌的な立場に立たされているといえるのではないかと考えています(失業率の高さ)

スペインは、その金融政策を、ECBに握られているので、大規模な緩和策をとることなどもできないでいます。そのために、ECBが、スペインの国債を買い支えるということになるのでしょうが、この買い支えには、条件が付いてしまうので、政府支出を大幅に増やすということもできません。金融緩和と公共事業とを同時に打てないということになります。これはかつて、日本でも言われたことで、景気回復のアクセルを踏みながら、ブレーキを踏む状態に陥ることになり、ユーロは安定するかもしれませんが、スペインにとっては、ほぼ意味のないことになります。

しかしながら、新ペセタを導入することで、ハイパーインフレは間違いのないことなので、どうしようもならない袋小路に入ったようなものです。アメリカは、ドルであり、商品市場を握っているので、緩和によるドルの価値の下落が防げているという現実もあります。

約二兆五千億円の償還のことでしょうか。救済は、スペインに対する条件次第かなと考えています。スペインの納得する条件を出せば、すぐにでも、救済を申し出ることになるでしょうが、救済を長引かせて、条件闘争をすればするほど、現政権の支持率が上がるので、まだ先かなと考えています(前例がギリシャ)。それと利回りかな?償還が思わしくなければいやでも、救済の申し込みをする必要が生じます。

ともあれ、ウシ象も、ユーロはしばらく底堅く推移した後、叩き売られると思います。

先週の続き

例えば、羚羊のような足の、象牙細工のように色白の女性の股間を、盗撮し、それを世間に公表することで、戦争の愚かさ悲惨さを世界に知らしめそうとするのであれば、盗撮のリスクを取るというのもやむを得ないことである。腕をつかまれ、誰か来てくださいと叫び声をあげられるのも致し方がないことであろう。

盗撮の相手が、カモノハシのような足で、金づちで殴った鉄板のような浅黒い女性?(ひょっとしてピグモン?)なのである。リスクは大きいのに、利益は小さい。

これを、FXに当てはめてみると、スキャルピングである。スキャルピング、それは報われない行為。そのようなことをしてはいけないのです。盗撮するのであれば、あくまで、利益を大きく狙うべきである。

何らかのフェチか、あるいは、目が悪いのか、それとも頭がおかしいのか。

ウシ象、もはや意味不明である。

 

(退会済み)

勉強になります。m(_ _)m

 

スペインとイタリア同時救済の可能性が低いお話、さすがモウ山先生鋭い!

と思いました。

 

短期のユーロドルは難しいですね。^^;

自分は今は短期ショートの振り落としが狙いで、

さらなる上昇トレンドになる可能性は低いのでは?と思っています。

10月にスペインは大きな償還があるので、

10月に救済要請ならそれが最後の上げになり、材料出尽くし後売られ、

欧州のリセッション継続とドイツの重要経済指標の悪化で、

ECBの利下げ観測が高まり、ユーロ下落では?と見ています。

その後はギリシャのユーロ圏離脱でユーロドルは1.1台までいくのでは?

と、なんとなく思っています。

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