日本は米国の植民地的存在なのですが、戦後のリーダー達がどのようにして米国と付き合ってきたのか、よーく判る本でした。
植民地許容 → 長期政権
脱植民地派 → 短期政権
かならずしもという訳ではありませんが、そんな構図がありました。
ちょっと驚いたのは麻生さんの前の福田さん。
1年で総理を退きましたが、その裏にあったものを読んで驚きました。
ダメな政治家の一人としか思っていなかったのが、180度評価が変わりました。
(次回選挙にはでないようですが。)
うーん、新聞やテレビでは決して報じられないことが、いっぱいあるのだなと再認識した本でした。
そんなわけでややメディア批判も内包しているため、新聞などの書評では低い評価になっているようです。
でも、8000部売れればよし、と思って出版したものが、何と20万部突破だそうです。