21日のニュースなんで、この発言内容を知っている方は多いと思いますが…。ちなみに表題は、この後”尖閣念頭に呼び掛け「中国は永遠に覇権唱えない」”と続きます。誰が、そんな事信じるの?
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120921/erp12092115300002-n1.htm
”中国広西チワン族自治区南寧で21日、中国と東南アジア諸国連合(ASEAN)の貿易や投資の拡大を目指す「中国ASEAN博覧会」が開幕し、習近平国家副主席は会場で開かれたフォーラムで「周辺国との領土や領海、海洋権益をめぐる争いを平和的に解決する」と述べた。国営中央テレビが伝えた。
日本政府による沖縄県・尖閣諸島の国有化後、中国指導部から対話を通じた解決を呼び掛ける発言が出たのは初めて。尖閣諸島をめぐる日本との対立やアジア諸国との南シナ海問題を念頭にしており、習氏は「中国は永遠に覇権を唱えない」とも述べた。
習氏はASEAN諸国に対し、次期最高指導者としての存在感をアピール。博覧会には中国との経済関係の強化を図るため、ベトナムのグエン・タン・ズン首相らASEAN各国の指導者が出席した。”
何をどう言われてもアンタの発言だけは誰も信じないでしょう。信じるフリはそれこそしても。
…しかし最近思うに、現指導部と未来の指導部の習近平の関係は多分、尋問の際とかに良く使われる、悪い警官と良い警官のコンビなんでしょうね。
このテクニックを知らない人の為に書いておくと…。
”「悪い警官」は対象者に対し、粗暴な非難や侮辱的な意見、脅迫などの、攻撃的かつ否定的な態度を取り、基本として対象者との間に反感を作り上げる。これにより、対象者に同情的な役割を演じる「良い警官」の活躍の場が整えられる。「良い警官」は対象者に対し支援や理解を示すように見せかけることで、基本として対象者への共感を演出する。また、「良い警官」は対象者を「悪い警官」の締め上げから庇護する。
対象者は「良い警官」への信頼感や「悪い警官」への恐怖から、「良い警官」と協力関係が結べるのではないかと感じ取り、結果として「良い警官」へ協力するために、色々な情報を話してしまう。”
って言う方法なんですが。正にこれを実行している様な…。
もっとも今回は悪い警官の暴力が酷過ぎて流石にドン引きの状態で有る訳ですが。
さて、習近平は今後どういう国家を作っていくつもりなんでしょうね。
早く何とかしないと中国の周りはほぼ敵しかいないって状態で固定されてしまうと思いますが…ね。