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なぜ、株価は下がるの?
日経新聞朝刊1面で「市場の危機 政治の不全」という連載が始まった。
1回目は「侮るな 経済の潮流変化」と題して「論説委員長 平田育夫」名で論文が掲載されている。
そこで「この間、米ダウ平均株価の下げ幅は一一%なのに、日経平均株価は二五%安と、住宅融資問題で株安の震源地となった米国より大幅だ。経済改革の停滞や日銀総裁人事の迷走に失望した外国人投資家が大量の日本株を売ったのが大きい。
福田首相はここに経済の潮流変化をみるべきだろう。
今はどの国も国際的マネーの奔放な動きにさらされている。一九九〇年代から特に顕著な傾向だ。先行きが暗い国からは投資マネーが引き上げる。首相には、そのことへの想像力がどれだけあるのだろうか。」と福田首相を批判している。
株価の下落を福田首相の責任にするのはお門違いである。(福田首相を支持するわけではない。論説委員長ならもっと本質を見ろと言いたいのである。)
日経平均の下落を米ドルと比較して言っているが、上海総合指数もムンバイSENSEX指数ももっと下落している。中国、インドはもっと「先行きが暗い国」と言うのであろうか。
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