個人投資家はなぜ休まないのか。。。

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2008/03/20 - ヨッシーさんの株式ブログ。タイトル:「個人投資家はなぜ休まないのか。。。」 本文:今年に入っての日本市場は誰の目からみても、お世辞にも好調とは言いがたいでしょう。今まで下げ続け、これからも下げ続ける可能性が強いとみている個人投資家も多いことと思います。

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個人投資家はなぜ休まないのか。。。

ヨッシーさん
ヨッシーさん
今年に入っての日本市場は誰の目からみても、お世辞にも好調とは言いがたいでしょう。今まで下げ続け、これからも下げ続ける可能性が強いとみている個人投資家も多いことと思います。

相場では買い、売り、休みがありますが、個人投資家はなかなか休みという選択をしません。相場が不安定でどっちに転がるか分からない恐怖感がありながらもです。不安があれば休めばいいものをついポジションを取ってしまいます。何故なのでしょうか。

私は3つの理由が考えられると思います。
第一に完全なトレード中毒になっているということです。相場には否定する方もあるかもしれませんが、パチンコや競輪・競馬に共通するワクワク感、ドキドキ感、スリルがあります。これらに一度嵌ってしまうと自ら抜け出すのは容易なことではありません。大きな損失を出して痛い目を見てはじめてトレード中毒から脱却したいと思う人がほとんどです。

第二に持たざるリスクを負いたくないという心理が働いているということです。下落局面で底を探る展開でなるべく大底で買いたい、でももしも今日買わないで明日から上げてしまったらどうしようという気持ちが不安より勝ってポジションを取ってしまうのでしょう。売り方さんは逆に今日売っておかないと明日は大暴落で売りそびれてしまうかもしれないという気持ちが強いのだと思います。

第三にブログや日記の存在が挙げられます。投資関係のブログを書いていたり、みんかぶなどの日記を毎日書く人はとても多いです。本来はトレードの状況や結果を書くのでしょうが、トレードを休んでいると書くことが無くなってしまうので、ついトレードをしてしまうという人もいると思います。

私は相場を長く続けるには絶対に休みは必要だと思っています。休んで冷静に相場を見ることは大事なことですし、休まないと冷静に相場が見れないということも事実としてあると思います。ただ、ポジションをとったまま売買をしないで過ごすというのは休んでいるとは言えません。それは塩漬け以外の何ものでもない可能性が極めて高いからです。私がいう休みというのは完全にノーポジで相場から離れることです。

最初のうちは相場を休むのは勇気が要りますし、不安もあると思います。でも、一度休みの重要性を知れば、あとはいつでも休むことが出来るようになると思います。
今の相場に不安を感じている人、先行きの見通しが予測できない人は是非一度相場を休んでみることをお奨めします。
24件のコメントがあります
21~24件 / 全24件
ゆめうさこさん、はじめまして。

私も分かったようなことを書いていますが、トレードのほうはほとんど初心者の域を出ていません。みんかぶの皆さんの日記などで勉強させてもらっています。

これからもお暇がありましたら、いつでもお気軽にお立ち寄りください。お待ちしています。
時々、お邪魔してます。 

まだまだ初心者なので、コメントまで出来ませんでしたが、

考え方、お勉強になりました。 ありがとうございます☆
青若葉さん、こんにちは。

今の相場は本当に買い方も売り方もエントリーポイントに苦しむ悩ましい状況になっていますね。確かに「持っているリスク」の方が高い局面であることには全く賛同します。私は今ノーポジですが、この状況でポジをとっている人は勇気があるなあと思ってしまいます。

個人投資家が機関投資家に最も優位に立てる点が「休む」ことができるということですよね。本当にファンドマネージャーに皆さんは寝た気がしないでしょうね。

ここでゆっくり休みながら来るべきチャンスを逃さないように頑張りたいですね。売り方あっての買い方、買い方あっての売り方ですから、これからも切磋琢磨していきましょう。
(退会済み)
ヨッシーさん、こんにちは。

買い場を探しているヨッシーさんもノーポジですが、売り場を探している私もノーポジで入れなくなっているので、それだけ状況が不安定ということですよね。

今は「持たざるリスク」よりも「持っているリスク」の方が高い局面ですからね。先を見通すことは難しいので分からないことは決して恥ではないし、分からないなら休めばいいんですが、それがなぜか難しいようですね。

今の相場は「常に100%の株運用」を求められるファンドマネージャーの皆さんが気の毒に思える相場です。
国内要因は完全無視で、アメリカのセンチメントだけで動く相場に付き合わされる売買ばかりでは、疲れるでしょう。

期間的ノルマを求められないことと、常にエントリしている必要が無いことが個人投資家の優位な点なので、そこはぜひ生かして欲しいところです。
特に、長期投資だから下がっても放置と思っている人にこそ、ここは今一度再考して欲しい部分です。
今の時代は、辛抱が報われるとは限りません。
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