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投資のスパンと情報

MDRの芝一樹です。
今回から投資のタイムスパンとそれぞれのタイムスパンで使うべき情報について解説していきたいと思います。
あなたは投資というとどのようなイメージを持っているでしょうか。日経新聞をにらめっこしながら世界中の経済情勢についての知識をため込み、会社四季報と財務諸表を穴の開くほど読み込んで将来の企業の業績を予測する。その上で、現在のその企業の株価がこれから上がりそうなのか、逆に下がりそうなのかを見極めて売買をする。
あるいは、チャートを解析しながらトレンドを見極め、日々の数値からテクニカル分析を行って、いつが買い時なのかをチェックして売買を行う。
もちろんいずれも株式の売買としては普通にあり得る姿です。どちらかが正解でどちらかが間違いと言うことはありません。ただし、それは適正な売買期間でそれぞれの情報を活用した場合に限ります。つまり、ある売買方法では企業業績や経済状況などのファンダメンタルズ分析が重要で、また別の売買方法ではテクニカル分析が重要なのです。
これは時々「投資」と「トレード(あるいは投機)」の違いとして語られます。投資で必要とされるのは各種ファンダメンタルズ要素を考慮した投資方法で、トレードではテクニカル指標を使った分析が重要、というような言い方です。
ではそもそも「投資」と「トレード」の違いとは何なのでしょうか。中には「企業のための投資」と「自身の利益のためのトレード」と考えている人もいると思いますが、そもそも株式市場に参加している人は自信の手元資産を増やしたいと考えているはずですし、このサイトはそのような人向けに書いていますので、ここではこの考え方は採用しません。
二つの最も本質的な違いは「投資」は長期間にわたって行われ、「トレード」は短期間で行われるというものです。つまり、売買期間によって必要とされる情報や投資スタイルが全く異なるのです。しかも、システムトレーディング理論の進歩に伴って、単純な「長期」「短期」だけではなく、「中期」のトレーディングではこれらのいずれとも異なる戦略が必要になるということが分かってきました。
投資情報の提供元はほとんどその情報がどのタイムスパンの投資活動向けのものなのかを明確にせず、ただだらだらと「投資情報」を垂れ流しています。(これは情報学の考え方なのですが)目的別に整理されていないものはそもそも「情報」とは呼びません。これらのものをそのまま自分の投資に使おうとすると、有益であるどころか、自分のスタイルを崩すことになってしまい、損失を出してしまうことにもなりかねません。
次回以降は「短期」「中期」「長期」の投資スタンスそれぞれでどのような情報を活用すれば良いのかについて解説したいと思います。
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