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不動産大手5社の4~6月期決算は3社が最終増益

不動産大手5社の今4~6月期連結決算が出そろい、各社とも新規開業の商業施設が収益に寄与し、オフィスビルの入居が堅調に推移したようです。

最終利益は三井不動産、三菱地所、野村不動産ホールディングスの3社が増益、住友不動産と東急不動産が減益となりました。

 

東急不動産は前年同期に特別利益があったことの反動で減益になり、住友不動産は株式評価損を特別損失として計上したそうです。

 

売上高は、都市開発事業で前年同期に計上した物件売却収入がなくなった影響などで三菱地所と住友不動産が減収となったそうです。

 

営業利益はマンションの引き渡し戸数減少が影響した住友不動産を除く4社が増益となったそうです。

 

各社、オフィスビルの新規開業が相次ぎ、「6月末時点で空室率が9.43%と過去最高水準」(三菱地所)となるなど、供給過多となる傾向が見られたそうですが、7月以降は、空室率が改善するとの見方から、通期見通しは各社据え置いたとのことです。

 

第1四半期としてはまずまずといったところでしょうかね。

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