中国物流購入連合会(CFLP)が本日発表した中国の7月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は、50.1と前月から0.1ポイント低下し、3カ月連続で悪化しました。市場予想を下回る内容でした。中国景気は4~6月期を底に改善するのとの市場の見方を否定する内容となっています。ただ、前日に中国共産党は景気押し上げのため2012年後半も金融緩和を続ける方針を表明しています。金融緩和、政策期待から上海株および香港株は上昇しています。欧州問題、世界景気減速VS金融緩和、政策期待の構図が鮮明になっています。 <本