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スペインなど反発

 [マドリード 23日 ロイター] スペイン中央銀行は23日、第2・四半期の国内総生産(GDP)伸び率が前期比マイナス0.4%になったと発表した。第1・四半期のマイナス0.3%から、マイナス幅が拡大した。


 前年比ではマイナス1.0%、第1・四半期のマイナス0.4%から、やはりマイナス幅が拡大した。


 


 これを受け、市場ではスペインが最大1000億ユーロ規模の銀行支援に続き、全面的な支援が必要になるとの懸念が高まり、スペイン国債利回りが急上昇。スペイン10年債ES10YT=TWEB利回りは7.59%、同2年債ES2YT=TWEB利回りは6.64%と、それぞれ約30ベーシスポイント(bp)と約90bp上昇した。


 これまでに全面的な支援を要請したユーロ加盟国は、自国の10年債利回りが7%を超えた時点で支援要請に踏み切っている。 


 ただ、議会の公聴会に出席していたデギンドス経済相は、全面的な支援が必要になる可能性についてたずねられると、「まったくない」と強く否定した。


 同経済相は24日にベルリンを訪問し、ショイブレ独財務相と会談する。独財務省報道官はこの日の定例記者会見で、「スペインが既に開始した改革によって市場が沈静化すると確信している」と述べ、伝えられているスペインの地方政府の金融問題はスペインの銀行救済合意とは「何の関係もない」との見方を示した。


 同報道官はまた、スペインが全面的な支援を要請するとの計画については何も聞いていないとしている。


 


 デギンドス経済相は、政府が前週に650億ユーロの緊縮財政措置を発表した


ことに触れ、国債利回りの引き下げに向け政府としてこれ以上できることはほとんどないとの考えを示した。


 一方、スペイン中銀のレストイ副総裁はさらなる財政緊縮化が必要との考えを表明。同副総裁は記者会見後に記者団に対し、「(現在市場に見られる問題は、スペインが抱える問題と同時にユーロ圏全体が直面している問題を反映している」とし、「われわれは歳出をさらに削減し、改革を一段と進める必要がある。それにより市場の信頼、および機能を回復することができ、通貨統合を強化することができる」と述べた。


 


 デギンドス経済相はまた、欧州中央銀行(ECB)は債務危機に苦しむ国の支援に向け介入する必要があるとの考えを示し、「不透明感が強く、ボラティリティーが高まっている現在のような状況下では、各国政府に実施可能なことを超えた措置の実施が唯一残された道となる」と述べた。


 


 借り入れコストが上昇していることから、スペインの17の自治州のすべてが国際的な債券市場から事実上締め出されており、債券の償還のために中央政府からの融資に頼らざるを得なくなっている。この日は、前週に中央政府に金融支援を要請したバレンシア自治州などに続き、他の州も同様の支援を要請するとの報道も出ていた。


 GDP統計発表を受け、主要株価指数のIBEX指数.IBEXは2003年以来の低水準に下落。また、スペイン国債の保証コストは過去最高水準を更新した。

 

やはり、ドイツの煽りが下げなのか?スペインも1%未満の下げイタリアも戻した!NYダウもマイナス150まで回復、円、豪ドル、ユーロも回復。スペイン長期国債は7.478は以前と高い

発言の方法で下げているのもあるので、難しいところである

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