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再現性のある売買規則

MDRの芝一樹です。
前々回から勝つための投資に必要な4つの要素について解説をしています。今回は2つめの要素である「再現性のある売買規則を持っていること」について解説したいと思います。
売買規則とはそもそも投資判断を行う上での安定性を向上させ、常に一定した「予測可能な取引」を行うための仕組みです。明確な根拠を持たずに感性に頼った売買判断をしていると、その時々の調子や感情のぶれが取引の結果に出てしまいます。未来の感情は誰にもわかりませんので、この取引方法の結果は予測不能です。
予測不能の取引をすることになると、利益を出せるときに出したいと考えてしまったり、損失はなるべく抑えようと思ってしまったりという形で欲や恐怖が出てきてしまいます。これはトレーディングの天敵で、いかによかれと思っていても、実際のポジション保持中に利を伸ばすことや損失を抑えることに気を配るのは、適切な判断を狂わせる危険な行為です。
売買規則を持つことの最も大きな意義はこの売買の予測不能なブレを排除できることであり、売買規則に従ったトレーディングではこの特性があるために期待値を計算することが可能となるのです。
つまり再現性のある売買規則を持つということは売買規則を基にしたトレーディング最大の利点を引き出すとても重要な要素と言えるでしょう。逆に、再現性のないものは売買規則とは呼ばないと言っても良いくらいです。
時々、仕掛けのタイミングだけを決めて「売買基準だ」といっている人を見かけますが、再現性という評価基準から見るとこれは全くの誤りです。トレーディングは手仕舞いをしない限りは成績が確定しません。このため、手仕舞いの戦略も必ず基準を作っておく必要があります。
また、仕掛けにあたっては複数の売買シグナルが出たときに、どのような優先順位をつけてエントリーするかといったことも決めておかなければなりません。これは、特に資金が少ない場合においてはシグナルの出た全ての銘柄を買うことができるとは限らないためで、ここが明確になっていなければ再現性があるとは言えません。
最後に、どのくらい買うか、ということも決めておかなければなりませんが、これは「資金管理しながら運用すること」の解説で改めて詳しく解説したいと思います。
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