時間にして30分ほどだったか。・・・司会者の質問に答えるかたちで。
質問にはきちんと答えていた。
人によって受け取り方は、さまざまだと思うが・・・・・・・ひとつだけ。
興味深い答弁が、あった。
「ユーロは、いきつくとこまで行くのではないか。その時輸出一辺倒ではダメージが大きいので、
内需をもりあげたい・・・・・」・・・・こんな主旨だったと思う。
国会議員のなかで「ユーロは、いきつくとこまで行く・・・」といったのをはじめて聞いた。
政府関係者は、思っていてもいえない立場だからしょうがないとしても、野党の自民党や共産党の人で言ったのを聞いたことがない。
白川総裁は、ずーと「ユーロに懸念を持っている・・・」といつも記者会見で言っている。
これは、短期だけでなく長期をも指しているのではないか。
われわれ株の世界に足を突っ込んでいるものは、『ユーロの崩壊』を頭の3番目の引き出しにいれて
おかないといけない・・・・・・そんなレベルにきているのかもしれない。