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新たなる領域・1

みなさんもご存知のように某FX業者が4桁表示になりましたね。
ドル円スプレッドは0.19だそうです。僕の知る限り業界トップの低コストなので、
顧客は自然にそちらに流れるでしょう。もちろんそれを許す他業者ではないので、
さらにスプレッド競争は激化します。以前の日記では0.1までいくと書きましたが、
もしかしたら0になるかもしれませんね。金融危機以前はそういう業者もありましたし。

こういう業界の流れに対して私は一貫してネガティブな態度をとり続けるのですが、
それはさておき懸念事項がひとつ増えています。それは今後の相場がさらに予測
しにくいものに変わっていくというものです。スプレッドを通常の銀行サイドより
縮めるということは、今まで出会わなかった売り買いオーダーがつけ合わされる
ということになるため、ティックの数が増え、相場はよりhecticなものになっていくのです。

具体的にいえば、ひげが乱発するでしょう。ひげ相場のとりにくさは皆さんもご存知の
とおりだと思います。困るのは投資家の皆さんだけではなく、伝統的なカバーを
行っているFX業者も困ります。なぜならカバーがとれないからです。指値を一瞬にしてつけ、
その次の瞬間には戻るというような相場では、人間の反射神経ではまず対応不可能ですし、
システムカバーであっても、ひげでつけたレートは、次の瞬間にはどの銀行もそのレートを
出さないので、リジェクトされてそれで終わりなのです。カバーできないということは、
収益率が下がるというわけで、これまたFX業者は自分で自分の首を絞めているのです。

FX業者の経営サイドはそれに気がついているのでしょうか?

気がついていてなお、スプレッド競争に参戦するには、なにか方策があるのだと、
僕はいやみなくそう思います。今後生き残れる業者は、どんな戦略を用意しているのか。

現在いくつか僕自身が考えていることはありますが、それは次の日記で書きたいと思います。
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