アメリカの経済指標が、軒並み市場予想よりも悪化していたが、ダウが反発。ギリシャ再選挙前の空売りの買戻しか?
ギリシャの再選挙後、どのように相場が動くのか、楽しみなところである。いったん戻して、スペインの経済状況に注目が集まり、再び、ユーロが下落というところか?
ギリシャの再選挙の結果次第では、日本時間に、ユーロが暴落もありえるので、その場合は、財務省による介入もありえるので、日本円急騰の場合は、ぜひとも売りたいところである。
ドル円であるならば、そう値動きもしないであろうから(200ポイントぐらいか?)、ここは、安全策を取り、円売りドル買いというところか?
最近、アメリカの指標が悪化しているので、今週のFOMCが注目されるのであれば、ギリシャ再選挙の結果が、緩和派勝利の場合、まず、円とドルとが買われる。つぎに、FOMCが、6月20日の水曜にあるので、ドルが売られだすというところか?FOMCが終わった後、スペインあたりが騒がれだしそうである。
ダウは、いつもながら不可解な動きをしており、アメリカの指標悪化、ギリシャ再選挙であるのに、ダウは100ドル程あげている。これは、FOMC期待での上げというところか、あるいは、空売りの買戻しか。
しかしながら、スペインの失業率、および、金融システムの破たんなどは、前々からわかっていたのにもかかわらず、年の初めは、景気回復期待で(ユーロ圏が、緊縮財政であるのに、まずありえないのにもかかわらずである。アナリストのレポートなどを、ありがたく拝読していると、いつもながらの楽観論が多かったようであったが)、株が上げていたが、年の初めは、気分を新たに、消費もするであろうし、その前に、在庫を増やしたりする。結局、売れ残ったものを、さばき始めるので、雇用なども減り始めるというところではないだろうか?
今、アメリカの指標が悪化しているのは、突然、スペインの経済が破たんしている状況に落ち込んでしまったから、悪化しているわけでなく、また、突然、ギリシャの再選挙が決定したから、悪化しているのではないのである。必ずしも、相場は、実体経済を反映しているわけではないということである(どちらがどちらか分かり辛いが)。これには、注意を払う必要がある。
<為替相場>
ドル円 75.20~80.20
ユーロ円 95.20~102.20
ユーロドル 1.2320~1.2820
騒がれているほど、為替が急激に動きそうになさそうであると考えている。ギリシャ再選挙の後の、FOMCのほうが気になるところである。ダウの値動きからして、市場も、FOMCを意識しているようであるが、だましの場合もあるので、用心する必要がある。
経済指標は、無視でよいと考えている。先週の指標の結果からして、アメリカの景気はそれほどよくなさそうである。6月21日は、FOMC後というのと、アメリカの指標が、固まっているので、少し注意が必要かも?
基本的に、1.2600のユーロが強いのではなく、ドルが弱いだけである。ユーロが、1.300台であろうが、危機が去ったのではないというところにも注意が必要である。
<株式相場>
日経平均 8200~9000
なかなか難しいところである。円の高安により、株価が動くのではないかと考えている。一応、買いを入れたが、しばらく我慢する必要があるかも?
割安は割安で、配当利回りも高いので、放置プレーと洒落込むかな?配当アンド優待狙い。一番嫌いな言葉である。
月曜日は、5時頃から、相場が動くので、もう寝るとしようか。
月曜日の相場が楽しみである。
ちなみに、為替はポジションを持っていないので、高みの見物である。
あまり動きそうもなさそうな感じもするが。